いったい何年たったら、従軍慰安婦問題や南京大虐殺などの過去の亡霊から日本は開放されるのだろう。
2007.03.11
いったい何年たったら、従軍慰安婦問題や南京大虐殺などの過去の亡霊から日本は開放されるのだろう。60年以上も前の政治家や軍人が犯した「あやまち」のために、あいかわらず日本が他の国とまともに外交が出来ていないというのは、何ともふがいない。
それにしても、「慰安婦連行の強制性を裏付ける証拠がない」なんて発言を現役の首相としてすることに何のメリットがあると思っているのか、私にはまったく理解できない。こんな発言をすれば、この亡霊をさらに長生きさせるだけなことぐらい分かる頭脳は持っているはずだ。多少右よりの発想を持っているぐらいはかまわないと思っていたが、こうやってわざわざ日本の国を外交の場で不利にするような発言をするとはちょっと…。これじゃあ、支持率が下がってもしかたがない。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/ab4e9f4e372098e706c47ba5c5d032a2
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/9e5aa6186ca7720af0d709d304c6fb9c
Posted by: 田中大介 | 2007.03.12 at 00:13
首相としてあたりまえの事を言ってるだけでは?
むしろ1993年に馬鹿な談話をだした河野洋平を責めるべきだと思います。
今回の問題、それから今年南京関連の映画が立て続けに公開されることなどは裏で中国や朝鮮の連中が情報戦を仕掛けているとみるべき。
Posted by: Y | 2007.03.12 at 00:47
既に他の方も類似のコメントをされていますが、私には、客観的調査に基づいて過去の問題を論じることは、この記事で言われている「亡霊」を葬るためのよい方法だと感じられます。
「亡霊」を最も長生きさせないで済む方法は、慰安婦問題に対して全くコメントをしないこと、もしくは事実ではなく印象に基づいて謝罪を行なうことであるとお考えでしょうか?
Posted by: つーん | 2007.03.12 at 01:01
過去の亡霊から早く解放されたいなら過去の過ちを認めればいいでしょう。ドイツがそうしたようにですね。日本がそれから足を未だにひっぱられているのはそれを未だにせず、阿部のようなことを言っているからです。早く過去の話にしておいてより前向きな話に移行したいというのは韓国も中国も同じでしょう。でも、お金を貸した人は同意してないのに、借りた人だけがそれを過去のことにして忘れようってありえないのではないでうか?
それと、阿部さんや小泉さんがそんなことを言うと両国から騒がれるってことを知らない訳ないでしょう。でもそうしているには、日本にはそんなことを要求している勢力があって、彼らに協力する必要があるからではないでしょうか?その勢力が日本をまた同じ過ちを犯す国にするかも知らないので中国や韓国は騒いでいるのです。そして、それが日本人が願っていることでしょうか?
私は韓国人で、日本で数年間生活していますが、個人的に会う大低の日本人はちゃんと礼儀を知っていて、すばらしい人が多いです。彼らはまず、人に迷惑をかけないし、もしそんなことになればちゃんと謝ります。なのに、なぜ日本の政府はそんな日本のすばらしさを見せてくれないのかがいつも不思議です。
悪いことをしたら先ず、謝る。その後によりいい関係を作っていく。これは基本です。
Posted by: Sumin | 2007.03.12 at 01:04
きちんと否定しないから、いつまでも亡霊になっているのではないでしょうか。やってもいない「あやまち」を認める必要はどこにもありません。もう少し事実関係を調べてからブログを書いた方がいいと思うのですが。
過去を捏造して金を毟り取る方法が、いつまでも通用すると思ったら大間違いですよ。>韓国や中国の方々
Posted by: がん | 2007.03.12 at 01:33
河野談話をいまさら否定してもねぇ「あの時は雰囲気で事実と異なる嘘の謝罪をしただけです」なんて理屈が通るものか?
「いい加減な嘘つき国家」という事になるんじゃないですかねぇ?
数年後にはまた言うことが180度変わったりする国なのでしょうか?
河野談話は失敗だったんでしょうけど、当時としては最善の策だったわけで
失敗は失敗として受け入れたほうがいいんじゃないかなぁ。リセットを要求してもなかなか出来ませんって。
有った、無かった、、、双方色々な思惑もあり、これまでグレーで来たわけですけど
現状維持の「あえて答えを出さない」というのも選択肢だと思います
双方、自分の好きな主張を信じて、無理な要求は跳ね返せばいいわけですから。(そうしてきたわけだし)
ここで寝た子を起こして白黒つけようったってねぇ。つくんですか?w
本気で白黒つけるにしても、根回し不足もいいとこですよね。勝算あるんですか?
Posted by: T | 2007.03.12 at 01:41
私自身、その当時の人間でないので私が歴史教科書や前代の人から聞かれた話がどれくらい事実に基づいているか確認する術はありません。(ただし、私のおばあさんとか、親類は未だに生きていて、ちゃんと覚えています。彼らがみんな嘘をついているとは信じがたいことですが)それであっても、私は自分の確信がないので日本の過ちがあったときちんと主張しません。っていう観点では、日本は何も間違ってなかったとはっきり言える人(若者なら言うまでもないですが、当時の人であっても全てのことを把握していない人が)の考え方が理解できません。ただ自分が信じたいことを信じるのならいいけど、他の人にもそれを押し付けるのはやめて欲しいです。
ただし、真実を知っている人々はまだいるはずです。また事実は一つであるはずです。両者の主張が異なる理由は異なる利害関係にあるからでしょう。どうせ白黒つけるのが難しいのであれば忘れられるまでほっとく方法もありでしょう。それが気楽であれば。またその場合、このような話題はそもそも出さない方がいいでしょう。
正義なんて、勝った方のものでしょう。生き残った子孫は自分に有利に事実を理解する。
それでいい。世の中ってそんなもんですよね。
Posted by: sumin | 2007.03.12 at 02:12
命をかけて戦ってくれた祖父たちが、やってもいないことに対して非難されているのに「つべこべ言わずに謝っておけばいいじゃん」的な態度を取るのは、あまりにも無責任ではないですか?
極端な例ですが、中島さんご自身のお父様が戦争に行って命がけで戦って帰っていらした後で、やってもいないのに民間人を30万人虐殺した極悪人の一人、と罵られたとして、国益のためだから黙って受け入れようと思いますか?客観的な事実に照らして事実を明らかにする努力をするべきだとは思いませんか?
Posted by: n | 2007.03.12 at 02:27
責められるべきはまともな論証すらされない遠い過去ではなく、
90年代のバカな外交対応ですよ。
安倍政権はその尻拭いを足引っ張られながら推進しなきゃいかんわけで、大変だなと同情すら感じる次第であります。
Posted by: taka | 2007.03.12 at 02:33
この問題については絶望感を覚えますよね。
平謝りしてもダメだし、ちゃんと主張してもダメ。
第二次大戦終了時のイデオロギー的な枠組みが60年以上変わらず、そのときに戦勝国でもなかった国が大きな顔をして日本バッシングをしている。
この状況を変えるには、少なくともあと半世紀、下手をすれば一世紀ははかかるんでしょうね。
ホント、絶望しますよ。
Posted by: Baatarism | 2007.03.12 at 02:53
>60年以上も前の政治家や軍人が犯した「あやまち」のために、あいかわらず日本が他の国とまともに外交が出来ていないというのは
60年以上の前のことが原因で、まともに外交が行えていないという事実は無いと思いますよ。
中国や朝鮮半島国家は、現在の国家間問題を有利にはこぶために60年前の出来事を持ち出しているだけです。
また、60年前の「あやまち」なら、日本国以外の先進国もたくさん犯しています。
Posted by: むにゅう! | 2007.03.12 at 03:12
下手に謝っても、それですっきり過去の話になり、この件についてはもう持ち出さないとなるのか疑問です。
謝るだけで解決できるならそうすべきです。しかし、現実は再現の無い賠償金問題や、
過去の“あやまち“をネタにした外交的譲歩などがいつまでもつきまとう気がしてなりません。
(中国や韓国に対してそう感じる日本人は少なくないのでは?)
だから、事実を明らかにし、それに基づいた論理的客観的な(後になって気に入らないなどと言いようの無い)解決を求めるのは悪くない気もします。
今謝ってきれいに過去の話にできるのが一番いいのですけども・・・
Posted by: miyav | 2007.03.12 at 05:13
??
なかったことを「あった」と言ってるのは中国と朝鮮、韓国でしょうに。
「強制性を裏付ける証拠は無かった」のではなく、「強制性を否定する証拠がある」のであって、今水面下で工作が行われてる中国韓国のやり方に対して、真正面にクギを撃っていかなければならないと思います。 そういう意味で、安倍首相の発言は支持できますよ。
黙ってれば、アメリカ決議案のように、「既成事実化」させられるだけです。 攻撃的なのはむしろ向こう。 そして、サヨクやプロ市民です。
Posted by: もんてすきゅう | 2007.03.12 at 06:55
追記
強制性があったのだ! と言い出したのは韓国側。 それなのに、強制的に連行されたのかどうかきちんと検証しなければならないと言い出した途端に、韓国側や朝日新聞は「強制性があったかどうかは問題ではない」とか言い出しました。 むちゃくちゃ呆れてます。
Posted by: もんてすきゅう | 2007.03.12 at 06:58
どこの国も「一番最近あった大きな過ち」者なんじゃないでしょうか。
この前までアメリカ→ベトナムだったみたいなもんで。
だから、日本がもっと酷い大悪事をしでかせば、第二次世界大戦の亡霊からは開放されると思われます。
Posted by: 解決案 | 2007.03.12 at 08:05
もう少し歴史的事実をお調べになったほうが良いのではないでしょうか?
ありもしない事実を認めて謝ることが将来日本の国益になりますか?
亡霊から逃れられないのは、事実をきちんと主張しなかった過去の外交のせいです。
取調べで刑事(中国韓国)に責められる容疑者(日本)。捏造された証拠は
認めたくないが取調べ室から出るにはとりあえず「やりました」というしかない。
そんな状況ですかね^^。
Posted by: mikio | 2007.03.12 at 08:06
「過去の亡霊」なんだから、無視すればいいんじゃないの?彼らが過去にしがみつくんなら、日本は自分の将来の目標に向かって進んでいけばいいと思う。この件のことで領土問題を譲渡する必要もないし、国益の追求をすればいい。外交は戦争の一形態なのからごまかす必要もあるまいし。こういいうことで、支持率が下がることのほうが問題だし、「支持率が下がってもしょうがない」というのもどうなのかな?日本が嫌なら国交断絶でも構わない思って彼らと交渉した方がいいでしょ。異なるもの同士無理やり同じ認識持つ方に努力するほうが不自然だと思います。これが60年の歴史が示したことでしょ。 ところで、お一国の首相は支持率に過度に反応せずに、人気取りの政策をしないで国益の追求をしてもらいたい。謝罪はすべきでない。おわり。
Posted by: shigeki | 2007.03.12 at 09:01
>いったい何年たったら、従軍慰安婦問題や南京大虐殺などの
>過去の亡霊から日本は開放されるのだろう。
全くの同意見です。今回のやり方も非常にまずかった、と思う。
だがしかし、一番の問題点は
歴史的事実がどうであったか、ということ。
日本軍の従軍慰安婦強制連行なんて全く無いし、
南京大虐殺なんてあるはずもない、と私は思っている。
>この亡霊をさらに長生きさせるだけ
ここも同意見。
事実がない、少なくとも証拠がないことを
目先の利益に捕らわれてないがしろにし、曖昧にすることが
この国の未来にとって何の利益もない、と思う。
>特に気合を入れなければいけないのが、
>自分が得意でないテーマについて書くとき。
今回はどうだったのでしょうか?
とても不用意な気がしてなりません。
ここで議論するつもりはさらさらありませんが、
もう少し気合いを入れて頂きたかった・・・。
Satoshiさんほどの賢明な方が、このようなことを
疑いもなく書いてしまうということに非常に驚き、ショックです。
世代間ギャップなのだろうか?
「朝日新聞」や「The New York Times」のこの類の記事は
いつも笑いの対象でしかない、僕(や、周りの同世代の友人)
にとって、全く疑いようのない事実だと捉えている人々が、
この日本にまだまだ大勢いる、まして非常に賢明な方でも
そうである、という事実に衝撃を感じる。
これからもこのblogを毎日チェックするくらいのSatoshiさんファンで
あることに変わりはありませんが。
Posted by: mol | 2007.03.12 at 09:40
私はアメリカに4年ほど住んでいる日本人ですが、例えばアメリカ人の態度として気になるのは、特に、事実関係がハッキリしないことや分かりづらいことに関しては、恫喝したりとにかく大声で怒鳴ったり、また、密かに裏から手を回したりして当然のように自分の有利な結論に導こうとする人があまりに多いということです。
良い例ではないかもしれませんが、先日職場にてアメリカ人が共用の道具を壊しました。彼はそれをそのままにしておいて、次にそれ触った人が首をかしげているのをみて、おまえ壊しただろうと大声で皆の前にさらします。幸い疑いをかけられた人は食い下がったので、罪は降りかかりませんでしたが、気の弱い日本人だったら、とりあえず謝ってしまったかも知れません。もしあやまってしまうと、それを事実として皆が認識してしまい、同情はあまり期待できません。
今回はもとは韓国との問題ですが、海外に来て以来、このような場面に出くわすことが日本に比べ非常に多いです。つまり、日本の常識でものを考えているだけでは理解できないこともあるわけです。
慰安婦問題の様な、弱者を論じるような問題の場合は特に、たとえはっきりとした証拠がなかったとしても、謙虚かつ誠実に対応するのは当然のこととは思います。ただそれと、事実関係をうやむやにして平謝りするという点は別ではないでしょうか。従軍や強制された訳ではないにせよ、心に傷を負われた被害者のかたには誠実に対応しつつ、かといって事実は毅然として主張して、外国語のメディアに発信し続けていくような努力は必要だと思います。
そのような態度こそ、長い目でみた国益につながるのではないでしょうか。
Posted by: アキ | 2007.03.12 at 12:00
非常に良い文章を見つけましたので、コピペ。
安倍首相に申す 「河野談話は間違い」主張を〜櫻井よしこ
外交に失敗する国は滅びる。これが、慰安婦問題に関連して、改めて強く感じることだ。
外交の失敗が日本の名誉を不当に傷つけ、国民の精神の萎縮を招かないためにも、
今こそ、日本は慰安婦問題の「事実」に誠実に対座すべきだ。
米国下院本会議に出された、1930年代から20万人の女性たちが「旧日本軍によって
強制的に性奴隷にされた」と断じている。日本は同盟国の議会でいわれなき不名誉の
ふちに立たされているのだ。
2月15日の米下院公聴会では、女性3人が証言した。そのうちの1人である韓国女性
は昭和19年、16歳のとき、友人に誘われて未明に家出し、国民服の日本人の男に
ついていったと語る。汽車と船を乗りついで台湾に到着、男が慰安所の所有者だったと
知った。男は彼女を電気ショックで拷問し、電話線を引き抜いて縛り上げ、電話機で
殴ったという。彼女は売春を強制されたうえ、”ただの一度も支払いを受けなかった”
とも語っている。
真実だとすれば、このひどい取り扱いは心底に組むべきものであり、女性には深い同情
を禁じ得ない。
だが、右の証言はどこで日本国政府や軍による拉致、強制につながるのか。自ら語っ
たように、彼女は友人と家出した。また、彼女らを台湾に連れて行ったのは慰安所の
所有者だった。彼女の台湾行きに日本軍や日本政府が荷担し、強制したのでないのは
明らかだ。
だが、ホンダ議員らは検証もせずに日本を断罪する。戦後補償問題に取り組む
ミンディー・コトラ氏も、公聴会で慰安婦問題とユダヤ人虐殺を同列に並べ、日本に、
強制連行を否定することで「日米同盟の名誉を汚すのをやめよ」と糾弾した。
女性たちの証言には、かつて韓国内でも疑問符がつけられた。「韓国挺身隊問題対策
協議会・挺身隊研究会」による93年2月の調査に参加した安乗直ソウル大学教授は
「証言者の陳述が論理的に前と後ろが合わない場合がめずらしくなかった」「証言者が
意図的に事実を歪曲していると感じられるケース」があったと述べている(『闇に挑む!』
西岡力、徳間文庫)
右の調査と同じ年、宮沢喜一政権は全力を挙げて調査したが、強制の事実は特定でき
なかった。そこで韓国政府の強い要請を受けた女性16人の証言を聞いたが、個々の
証言は、裏付け調査どころか質問も許されず、全資料はいまも未公開だ。にもかかわら
ず、河野洋平官房長官が談話を発表、記者会見での応答も含めて「強制連行」を認め
たのは周知の通りだ。
石原信雄官房副長官はその後、事実がないのに日本政府が強制を認めたのは、
女性たちの名誉回復と、韓国側の強い要請故だったと繰り返し、述べている。
根拠もなく、なぜ認めたのか、なぜ屹然と闘わないのかと、今、問うのは容易だ。
ただ、当時はそれを言うことは内外の厳しい非難を浴びることだった。非難の嵐のなか
で主張し続ける精神的強さと論理的統合性を、日本人は発揮できなかったのだ。
日本外交は常に、眼前の妥協に走ってきた。事実に誠実に向き合い、長期的視点で
主張する勇気を欠落させてきた。
そして今も同様の傾向がある。決議案の間違いにも河野談話の間違いぶりにも目を
つぶり、河野談話の枠内で対処しようとする人々がいる。駐米大使の加藤良三氏は
米下院への書簡で、日本国政府は謝罪を重ねてきたと説明はしても、事実の誤りは
全く指摘していないのだ。
知日派のマイケル・グリーン前NSCアジア上級部長も、強制性の有無を論じても「日本
が政治的に勝利することはない」と述べる(『読売新聞』3月4日付朝刊)。
たしかに、眼前の危機である決議案の成立を阻止するにはひたすら謝ったと強調し続け
るのが良いかもしれない。しかし、その後はどうなるのか。日本の不名誉がさらに深く
重く歴史に刻み込まれていくだけだ。
慰安所は現在の価値観では到底受け入れられない精度だ。私たちはその種の非人道
的振る舞いや精度を決して繰り返させてはならないが、同時に、慰安所設置は当時の
価値観の反映だったことも指摘すべきだ。しかもその種の精度を持ったのは日本だけ
ではない。第二次大戦後でさえ、同様の仕組みを儲けた国々がある。
そうした中でとりわけ日本が非難されるのは、”軍や政府の強制”故だ。だが、強制の
事実はなかったのだ。この点を主張しなければ、問題の真の解決などあり得ない。
安倍晋三首相はまさにこの問題の真実を見詰めようとしている。首相の勇気ある姿勢を
私は強く支持するものだ。
Posted by: mol | 2007.03.12 at 13:03
やってもいない「あやまち」の罪を自分の祖父達に押し付けて、自らは正義面する方が問題でしょう。
多分Satoshiさんは従軍慰安婦の強制連行を事実だと思っているのでしょうが、実は強制連行を裏付ける物的証拠が何一つ無いのをご存知ですか?
Satoshiさんほどの知力のある方でもこうなのですから、本当に刷り込みの力は恐ろしいと感じます。
私には外交の場での有利、不利などよりも自分の祖父達の汚名を挽回することの方が大切に思えます。
Posted by: tatsuya | 2007.03.12 at 18:28
安倍さんの発言全てを聞いたわけではないのでわからないですが
「慰安婦連行の強制性を裏付ける証拠がない」
と裏づけがないということは主張することは重要だけども
その前に
「戦時は誰もが辛かった
誰もが悲しい思いをしていた
そのことについては謝罪する」くらいの
気づかいがあったほうがよかったかもしれませんね
Posted by: ん~ | 2007.03.12 at 18:31
歴史で犯した罪を直面に認めないといつでも尊敬されるわけにはいけない!事実は事実だ。
Posted by: doIt | 2007.03.12 at 19:02
悲しきかな、こういう話題だとほんと食いつきいいですネ
日本は過去、何度も何度も何度も謝り、条約で国家予算並の賠償金を払い、全て片付いた、と韓国側も言っています。
おかしいのは、それを日本人が知らないことです。
韓国という国は、辞めると大統領が逮捕されることで有名なように、大統領が自分の発言、政策についてなんの責任も取ろうとしません。
北朝鮮に対し日本が払おうとして、韓国側が着服した賠償金。
なかったことになりかけてる日韓基本条約。
ベトナムで行った大虐殺。
確かに、このような韓国の問題点を挙げるのは、話のすり替えかもしれません。ですが、自分達のしたことを棚にあげて日本を糾弾しても、なんの説得力もありません。
アメリカで慰安婦問題が出てくるとすぐに反応する政府もあれですが・・。
人道に対する罪により、東京裁判で裁かれた軍幹部連中はなんだったんでしょうか。アメリカは自分たちで好き勝手に、既に罪を裁いていることを忘れたんでしょうか。彼らは日本国民全ての責任を背負って、死んでいったはずです。
少なくとも、私は一切謝罪を行いません。
私たちの祖父の世代が行ったことは、許されることでないかもしれませんが、既に謝罪も賠償もし尽くされました。
今我々が謝罪すれば、私たちの子供、孫、その先の世代までずっと謝罪と賠償を要求され続けるのは・・確実です。
Posted by: 通りよがり | 2007.03.12 at 19:57
報道陣がニュースソース(ネタ)になるような誘導質問をする。政治家は当然答えなければならない。その反応は質問が誘導であるだけに、狙ったとおりのモノになることが多い。ネタにされないために反応しなければ、今度は「質問に無言で」「答えようとしない」で報道される。政治家になってみれば、報道のしつこさ、汚さがよく分かる。まともに外交が出来ない状態を創り出しているのは過去の歴史でもなく、過去の政府の答弁でもなく、他国でもなく、現在の政治家でもなく、欺瞞に満ちた報道とそれを見ている私たちである。
Posted by: ぶらりん | 2007.03.12 at 20:05
非常にデリケートなテーマですね・・。
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日本人は、悪いことをしたら謝る、その親族も謝る、被害者以外にも謝る、そしてその「ケガレ」は代々受け継がれる、という考え方をします。
中国・韓国はそういう日本人の文化やメンタリティを研究しており、60年前の事でも責めることが政治的に有利に働くと考えています。仮に謝ったとしても、十分では無いという言い方をして、延命できる限りは延命させ続けるでしょう。心情的な問題では無く政治的な手段なんですから。
極端な言い方をすれば、誠意が無いと言い続けて最後までむしり取るヤーさんのようなものです。
この効果を増幅させているのが日本のマスコミや国民の理解なんですが・・。
学者さんの世界では「強制性は無かった」との見解が確定しているようですが、このままでは中・韓のプロパガンダが功を奏して、中・韓の主張する事実がそのまま世界の中で確定するでしょう。
そういう意味で、我々にできることは、阿部首相の発言・スタンスを支持する事では無いかと思いますが。
Posted by: shige-zo | 2007.03.12 at 20:38
あと「硫黄島からの手紙」のエントリで少し気になっていましたが、もし以下をお読みで無いようなら、ご参考ください。
市丸少尉がルーズベルトに宛てた手紙。
officematsunaga.livedoor.biz/archives/50324619.html
Posted by: shige-zo | 2007.03.12 at 21:08
コメントを寄せた方の中には「南京であんなことはなかった」だとか、「強制連行をした物的な証拠はない」、であるとか「真実でないので誤る必要はない、重要なのは真実だ」などと、ご自身の意見を述べている方が多いようですね。
ネタがネタだけに発言者がアツクなって持論を展開したくなるのは得心いくものの、このエントリで彼が問題にしているのは外交センス以前の政治家としての発言センスの問題ではないですか。今回の安倍首相の言い訳がましく婉曲的で一部の責任を否定する/したいような発言で一体何を伝えたいのかということでしょう。政治家の大事な武器である言葉をうまく使えない首相にはガッカリさせられるのは私も同感です。
>多分Satoshiさんは従軍慰安婦の強制連行を事実だと思って
>いるのでしょうが、実は強制連行を裏付ける物的証拠が
>何一つ無いのをご存知ですか?
>Satoshiさんほどの知力のある方でもこうなのですから、本当に
>刷り込みの力は恐ろしいと感じます。
安倍首相がまともな外交が出来ていないという本エントリのどこをどう読んだらこういうコメントが書けるのか・・・
まあこういう発言を誘発するネタってことですね。
Posted by: INBN | 2007.03.12 at 23:46
Satoshiさんが南京・従軍慰安婦問題を「過去の亡霊」と認識されているのなら、「過去の亡霊」から逃れる方法は唯一つ、恐ろしくてもその亡霊と対峙し正体を見極めること以外にはありえないことなど、Satoshiさんの明晰な頭脳をもってすれば明らかではありませんか?
Posted by: Y_T | 2007.03.13 at 00:57
このコメント数を見て、ふと思ったのですが……。このエントリって『「けんか・火事」には妙に人が集まってくる』論についてのエントリを書く為の前フリなんじゃないでしょうか。
そう思って改めてみると、ちょっと主張があからさまな気がしますし。
Posted by: くらげ | 2007.03.13 at 02:46
どうもここに書いている皆さんは、でっちあげに決まっているというご意見のようですが、オランダ人が慰安婦にされたことがあるという件についてはどうなのでしょう?
このオランダ人の方も、貧困が原因で従軍慰安婦になったのでしょうか?
報道されている内容からすると、貧困ではなく強制連行があったようですが。
もちろんこのことは、旧日本軍指令部が指示したわけではないと思いますが、たとえ軍の末端が行なったことであっても、責任の一部は旧日本軍が負わざるをえないと思います。そういう事態が起きないように軍規を十分に保つ必要があったという意味で。
Posted by: soda | 2007.03.13 at 03:46
>sodaさん
http://www.jiyuu-shikan.org/frontline/noguchi/ianfu.html
こんな感じなんじゃない?
上のほうで書いている人がいるけど、二次大戦云々での東京裁判はなんだったの?って気にはなるよね。
何人も罪をかぶって死刑になったわけだけど、罰を受けたことにはならないのかなと。
すでに裁判を行って、当事者は罪状に見合った刑を受けた。
賠償金も何兆円だかしらないけど支払済み。
両方とも文章として、これで全部解決ですよって記録も残っている。
これ以上、過去の亡霊とやらは何を求めるんだろうね?
#幽霊の正体見たり枯れ尾花って感じで、幽霊が枯れ尾花だと証明したい人はいっぱいいそう。確かに怖くは無くなるわな、と。
#このエントリはフレーム狙いだと予想。。
Posted by: moke | 2007.03.13 at 04:31
そのページはつまり、少なくともオランダ人については強制連行が、(軍司令部の指示に反して) あったという見解で良いんですよね。
同様に中国や朝鮮の人についても、軍司令部の指示に反した行為が存在したと推測する方が自然ではないでしょうか。
ごく少数しか戦地にいなかったオランダ人だけが例外的にそういう目に遭ったという可能性よりも、むしろそういう軍規の乱れがあちこちにあったという可能性の方が、妥当性が高いように思いますがいかがでしょうか。
Posted by: soda | 2007.03.13 at 05:01
たまたま読んだのですが多くの発言があるので書きます。
ドイツ人は、この問題に「強制された従軍慰安婦がいたかどうか確かではないが、それを認め謝罪することが隣国とのいい関係に役立つなら、認め謝罪すべきだ」
と考え行動してきました。なぜ日本人はそうしないのですか?強制であるか否かに関わらず従軍慰安婦という制度で韓国人などを大変苦しめたのは確かです。既に河野発言のような対処も一度しています。
どうして日本人は過去の過ちについてもそんなに攻撃的なのですか?
Posted by: ドイツ人 | 2007.03.13 at 05:06
別に日本人全てが攻撃的というわけではありませんよ。
どの国にも攻撃的な人もいれば、そうでない人もいます。
まあ、政治家くらいは角の立たない発言をする人間を選びたいところなんですが、どの国を見ても、過激な発言をする政治家はいますよね。
アメリカみたいな国の大統領でもあんな調子だし、残念ながら、世の中そんなものでは?
Posted by: soda | 2007.03.13 at 05:21
>sodaさん
えーっと、そもそもその軍規違反があったかどうかを調べてみますって話したら、周辺国から怒られたり、自国の新聞社に怒られたりするわけで。
軍規違反を犯した場合は軍法にて裁かれるのは当然なので、だれもそのことについては否定していないわけです。
軍隊が命令して犯罪を犯したなら、国家が補償すべきなのは当然。
でも、軍の命令に反して犯罪を犯したのなら、その罪は個人が負うべきでは?
まあ、その個人はすべて東京裁判(もしくは軍法会議)で裁かれたことになってますが。
(何故か自国ではなく日本に)賠償してくれという人がいっぱいいるんだから、本当に正しく賠償すべきかどうか調べるのは当たり前で、もし嘘をついて賠償金をせしめようと言う人が(請求額は大きなものだし、仮にね)いた場合、本当に被害を受けた人にとっては平等ではないし、その人たちの尊厳を著しく傷つけるものだから(こういったナイーブな問題は特に)検証が大切なはずなんだけど。
>ドイツ人さん
そもそも、強制性って重要な問題じゃないの?
強制ではなく労働環境が悪いだけなら、労働環境について訴えを起こさなきゃ。
基地近くのホテルの従業員が、客の態度が悪いこの仕事を金のために仕方なくやってるのは国が悪い。って訴えるのは正直微妙。
Posted by: moke | 2007.03.13 at 05:32
> 軍の命令に反して犯罪を犯したのなら、その罪は個人が負うべきでは?
一件〜数件だけなら確かに個人の犯罪として裁かれるべきだと思います。
しかし、数が少ないはずのオランダ人までそういう目に遭っているということは、実際に起きた軍規違反はずっと多いんじゃないでしょうか。その場合には、軍規を保つ努力を怠ったという意味で、軍自体に責任の一部を求められても仕方がないと思います。
> まあ、その個人はすべて東京裁判(もしくは軍法会議)で裁かれたことになってますが。
建前上は、確かにその通りですね。
ただ、それだけでは納得できない人が多いのは仕方ないのではないでしょうか。
もし逆の立場で、日本人女性がそういう目に遭っていたら…と想像してみると、法律上どうこうという点はさておき、納得できないという気持ち自体は私にも理解できます。
> もし嘘をついて賠償金をせしめようと言う人が(請求額は大きなものだし、
> 仮にね)いた場合、本当に被害を受けた人にとっては平等ではないし、その人
> たちの尊厳を著しく傷つけるものだから(こういったナイーブな問題は特に)
> 検証が大切なはずなんだけど。
戦後すぐだったら、こういうこともできたかもしれませんね。
ただ、日本政府がちゃんと調査を始めたのは1991年くらいのようですから、完璧な検証をするのは残念ながら無理でしょう。
そして、賠償の目的が、国際法を守ることではなく、日本の対外イメージを向上させることである以上、検証を厳しくするよりは、検証を甘くする方が国益にあうと思いますがいかがでしょうか?
> そもそも、強制性って重要な問題じゃないの?
> 強制ではなく労働環境が悪いだけなら、労働環境について訴えを起こさなきゃ。
当時の日本は貧しかったわけですが、日本に併合された朝鮮は、日本以上に貧しかったのが問題の一つでしょう。
もし、このことについて、併合した日本側の道義的な責任を問うのであれば、慰安婦以上に賠償額は多くなります。つまり、少なくとも日本の立場からすると、それはあまり良い方針ではないのでは?
Posted by: soda | 2007.03.13 at 06:17
>sodaさん
えーっと、実をいうと上の三つの質問に関しては、訴えた本人の国籍が問題になります。
まあ、簡単に言えば日韓基本条約があるので、韓国の場合は韓国自体が責任を負わなければならないんです。個人補償をしようと言った日本に対して、自分たちで行うから結構だと断ってその責任を負ったのは、ほかならぬ韓国なのですから。
そのときに韓国政府が朝鮮半島を代表したので、北朝鮮の分も韓国に渡しています。
日本人慰安婦(当然のごとく最も多く居たわけでありますが)が訴えた場合は、日本がいろいろと都合をしなきゃならないんでしょうが、戦後保障を納得できる範囲で行ったようなのでとんと聞きません。
>併合した日本側の道義的な責任を問うのであれば、慰安婦以上に賠償額は多くなります。つまり、少なくとも日本の立場からすると、それはあまり良い方針ではないのでは?
これをやると韓国の経済が破綻すると思いますよ?
日本が朝鮮半島に「残していった」資産は、当時貧乏だった日本にしてもかなりのものですし、韓国が戦後保障に請求できた現実的な額面よりもはるかに大きかったのです。
それに併合した日本側の道義的な責任というものがどういったものかは分かりませんが、内閣総理大臣経験者を暗殺されたりしたわりに、穏便な統治だったとは思います。
Posted by: moke | 2007.03.13 at 06:53
私は池田信夫氏の言っていることが正しいと思います。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/
これは「いわゆる」従軍慰安婦問題などではなく、
単なる朝日新聞の捏造記事問題だということです。
まず事実ありきです。
外国や日本の反日メディアに踊らされずに、まず真実を知ってください。
ついでにこの程度の話は10年以上前から指摘されています。
http://a-draw.com/uploader/src/up17337.jpg
Posted by: 結城宏 | 2007.03.13 at 07:08
> 簡単に言えば日韓基本条約があるので、韓国の場合は韓国自体が責任を負わなければならないんです。個人補償をしようと言った日本に対して、自分たちで行うから結構だと断ってその責任を負ったのは、ほかならぬ韓国なのですから。
建前上は、もちろんその通りでしょう。
問題は、その建前論を通すことが日本の国益にかなうかどうかということではないでしょうか?
私は金銭上の不利益には目をつぶっても、日本の対外イメージを向上させることの方が、長期的な利益になると考えています。
> 穏便な統治だったとは思います。
うーん、日本の立場からすると、確かにそう考えたいわけですが、こういう問題は、(事実上の)植民地の側からの評価を基準にする他ないと思います。
そして少なくとも現在の韓国からの結果からすると、日本の統治はあまり成功したとは言えないのではないでしょうか。(台湾のような国もあるので、これは国によるわけですが)
ただし、現在の結果が最終的な結果であるとは言えません。日本としては、今後、この評価を変えていくことが国益にかなうわけです。その評価を変えていく上で、過去に実際にあった問題については、やや過剰に謝罪して日本の悪いイメージを緩和するのは戦略として正しいと思います。現状のままでは、日本の統治の良かった面については反発しか生じないわけですから。
ただ、そういうまだるっこしいやり方は国内受けは良くないわけで、国内受けを狙って、長期的な利益を台無しにする政治家が出てくるのは残念です。私にはそういう政治家は、長期的な日本の国益よりも、短期的な自分の政治的立場を優先しているように見えます。
Posted by: soda | 2007.03.13 at 07:13
> これは「いわゆる」従軍慰安婦問題などではなく、
> 単なる朝日新聞の捏造記事問題だということです。
なんか話が戻ってますが、オランダ人の女性のケースも朝日新聞の捏造記事問題だと思われてますか?
私には、だまされているのは結城さんの方のように思われます。
Posted by: soda | 2007.03.13 at 07:17
>ドイツ人さん
終戦末期、大勢のドイツ人がソビエト軍に殺されたり凌辱されたりしましたが、ロシアは何か謝罪でもしましたっけ?
>sodaさん
そんなに道義が重要なら自分で賠償金の一部でも負担すればいいのに。
「あったはず」だの「考えられる」といった不明瞭なものいいいで賠償を請求するのは非jyほうに恥ずかしい行為ですよ。
Posted by: ほるほる | 2007.03.13 at 07:40
soda さん
>そして少なくとも現在の韓国からの結果からすると、日本の統治はあまり成功したとは言えないのではないでしょうか。(
人口倍増。韓国が工業国になれたのは日本の統治と投資があったからです。
>やや過剰に謝罪して日本の悪いイメージを緩和するのは戦略として正しいと思います。
完全に大間違いです。
韓国人でも激しく反日しているのはごく一部の過激な人たちだけ。そういった人たちに譲歩するのは時間の無駄。
我々は歴史の事実をしっかりと見つめる穏健な韓国人との関係を大切にするべきでしょう。
Posted by: ほるほる | 2007.03.13 at 07:44
はじめまして。
大規模な虐殺があった可能性を強く示す日本軍の内部史料が、約1年前に「現代歴史学と南京事件」(柏書房)という書籍で紹介されています。
にもかかわらず「否定派」の皆さんは、この史料を1年近くスルーしているのですよ。
http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20070313/p1
「やってもいない祖父たちのあやまち」という発言がありましたが、何のことはない、大殺戮があったようだという日本軍内部の史料を「知らんぷり」して「なかった」と強弁しているだけの話なんです。
まったく困った話ですね。
Posted by: 青狐 | 2007.03.13 at 07:55
青狐さん
否定派は、あなたの妄想の産物ですよ。
南京戦で市民が巻き添えにされたり、兵が暴走して捕虜を殺したことは誰も否定していません。
ていうか、市街戦にはいつでも付きものの光景。
当時も今も珍しくも何ともありません。
ところで、南京では日本軍だけでなく共産軍や国民党軍もお互いの支持層を虐殺していたのを無視するのは何故ですか?
Posted by: ほるほる | 2007.03.13 at 08:23
コメントをみてると、ネットで何でもわかるなんていうのは幻想に過ぎないということがよくわかる。
情報量は膨大だけどどれが事実かを検証する力も根気もなく、ただ自分の信じたいものを事実と思い込む。占いみたいに。
Posted by: 通りすがり | 2007.03.13 at 09:52
>ちょっと主張があからさまな気がしますし。
でも「日本の政治家の対応がまずい」という主張は少ないですよ。
たいていは泥沼の歴史論争に・・・。
まぁ、火事ネタってことで。
Posted by: 通りすがり | 2007.03.13 at 17:22
現在、台湾に住んでいる日本人です。
こうした問題が出るたびに一番強く感じるのは、「うんざり」です。
外に聞こえるように井戸端会議をするかのような態度から透けて見えるのは無神経、甘え、無知です。こういう日は気分が重くなります。
本心で何を考えて何を話そうが構わないのですが、外交と国益より優先されることではないでしょう。
安部首相の中国、韓国訪問はよくやったな、と評価しているので、頼むからもうすこし上手にやってくれ、と切に願う日々です。
Posted by: Isao | 2007.03.13 at 18:07
やはり攻撃的な日本人が大半なようですね。ですので私から見た「日本人が攻撃的な理由」を書いておきます。
(1)ドイツは欧州の一員だが日本は孤立性が高い
ドイツはEUの主要な一員として近隣国と友好関係を結ぶことを大事にしています、しかし日本は今でこそ対アジア貿易は増えたが、政治的にはアメリカを向き、国民の意識は西欧優先ですね。要はあなた達日本人は韓国や中国人と、仲良くなりたいと強くは思っていないという事でしょう。
(2)近隣国の状態が悪い
フランスはドイツと同じ自由主義国で国民・国家の考え方が基本的には同じです。しかし韓国は最近まで非民主主義国、中国は今も全体主義的、北朝鮮では国民の意向は見えません。こうした国家体制の差が相互の意志疎通を阻んできたし相手の意見を分かりにくくしてる。今回のアメリカ議会での決議案も中国政府の操作によるものと日本人は見ていて、単なる歴史と言うより政治的側面が強いと考えられていますね。実際中国では国家と国民の意思は日本のようには一致していないのは確かでしょう。こうして日本人は中国からの発言を常に色眼鏡で見ざるを得ないのでしょう。
(3)事件がよく研究されておらず、国民に知られていない
どなたかがまだこんな騒動が起きるのか?と嘆いていましたが、60年たってもまだ十分明らかになっていないと言うべきです。ここの発言を読むと事件について十分な知識を持って発言している人はほとんどいないように思う。その根底には歴史学者において十分研究が進んでおらず、見解が固まっていない影響があるのでしょう。こうした様相は南京事件と比較すると明らかです。更にこうした不確かな状態である事自体を、日本の国民は十分知ってはいませんね。近隣諸国においては更に研究が十分でないし、見方の相違の問題もありより差は大きいでしょう。
(4)日本人のナショナリズム
最後の理由は日本人の戦後が終わり、ナショナリズムに目覚めた点でしょう。今までの価値観を覆そうという機運が盛んですね。でもそれで友好関係を損ねてはならないと思いますよ。
Posted by: ドイツ人 | 2007.03.13 at 20:29
ドイツ人様
攻撃的である……うーん、そうかもしれません。他国から見てそう見えるのかもしれません。ごもっとも。その点、ドイツ国民はうまくやったなあ、とは思うんですよ。外交という意味でいえばもう日本国は落第点をつけられてしょうがないと思います。
あげた理由もそれなりに正しいとして、さらに付け加えるならば。
国民感情という点でいえば、結果としてほとんどのフィクションメディアで旧ドイツ軍とかナチスは悪魔の様な存在として描かれるじゃないですか。
そういうのって悔しくないんでしょうかね? 当時は当時の言い分があるんじゃないですか? 日本人のメンタリティとして、先人の行いをたやすく断罪できないというのがあるんです。
ドイツにだってベルサイユ体制、世界恐慌、第一次大戦の賠償金……数々の「そんなこといったって、当時はしかたなかった」という言い分はあるでしょう。ドイツ人全員が全員、悪魔の様な存在だったか? ニヒットでしょう。
そこに日本人はこだわってしまう。下らぬ同族意識である、といわれても仕方がないといえば仕方ないんですが、日本というのはどこへいっても日本人がいて、ほとんど必ず日本語しか通じないという国で「他国民と仲良くする前に身内と仲良くせよ」という気分がどこかしらあるのかもしれません。
Posted by: nonbug | 2007.03.13 at 21:26
>ほるほるさん
あなたはネット上で全ての事がわかると思っているようなので忠告。
1歴史を知りたければ歴史書、それも立場の異なるものを複数を読むべきです。ネット上にあるのは多くの場合主流派に対する異論提起のため行われているもので、本来却下されるべきものが多いです。
2事件事実として何が起きたかと、どう歴史として書くか(今それをどう呼ぶか)の両方の問題があります。真珠湾攻撃の経緯はかなりはっきりしていますが、日米の歴史書の記述は相当な隔たりがあります。何が起きたかはっきりすれば歴史が定まるわけではありません。又事実の認定は書面に書かれたものが主ですが、書類の廃棄が明確ならば口述や伝聞などそれ以外の方法を排除すべきではないでしょう。
3強制性については日本と韓国で事実の差と共に認識の差が大きいのが、既に共同研究で明らかです。これはネット上で報告書が読めるので一度違いを確かめてください。戦争中日本政府は労務者を自由意志による募集をしたが、韓国人はそれを強制徴用と受け取っていた事が明確になっています。今これをどう記述するかは難しい問題です。
4戦争中の戦闘行為について普通国家は謝罪しません。謝罪は「殺しすぎ」「過剰な残酷さ」など戦争においても保たれるべきある程度の秩序を破った場合に行われます。秩序外とは多くは戦争犯罪を指しますがその認定自体を勝者が行うので不公平が生じます。しかし少なくとも敗戦国の行った戦争犯罪は謝罪するのが本来でしょう。戦勝国の犯罪をネット上で糾弾するのは容易ですが現実の社会上では大変困難です。
Posted by: ドイツ人 | 2007.03.13 at 21:35
>ドイツ人さん
その四つの理由が攻撃的な日本人につながるように思えないんですが。。。。
1は周辺国だけを見てもしょうがないもの。ドイツに負んぶに抱っこなEUが経済的に友好関係を結ばなければならないのはいざ知らず、世界からそこそこ支持を受けたり受けなかったりの日本の場合、無理に海で隔てている反友好的な国とは仲良くする必要も無いと思うわけです。英仏とかも海峡挟んでいろいろあるじゃないですか。
2と3はそのまま周辺国が幼いことが原因です。
日本人のナショナリズムなんていってみりゃ可愛いもので、ドイツの今のナショナリズムの高揚具合と比べたら、穏やかとしか言いようがありませんし、周辺国のナショナリズムの攻撃的なさまといったら、日本人は寝ているのかとしか思えないほどのものです。
おとなしいいじめられっこがやっと一人前の主張をしだしたら周りから違った目で見られる。
不良がちょっといいことをやると云々と同じような理屈ですね。
>nonbugさん
ドイツの場合は責任をすべてナチスに押し付けて、自分は知らぬ存ぜぬで押し通しましたから。
政治的にはうまくやったなぁとは思いますけど、日本人の感覚からすればちょっと奇異ですよね。
まあ、大陸は民族移動とか侵略とか多かった土地柄なので、そこらへんは感覚が違うとしか。
#どうもどっち側も釣りに見える、、、毒されたかな。。。
Posted by: moke | 2007.03.13 at 21:35
>日本人のメンタリティとして、先人の行いをたやすく断罪できないというのがあるんです。
一方で「罪を憎んで人を憎まず」という考えもあるわけで。日本人として。
日本に限らず、容易く断罪出来ないのは世の常です。が、断罪された(と少なくとも思っている)ものを免罪するのもまた容易い事ではありません。「無知」「反省していない」と取られかねないように気を付けた方がいいです。
一般的には、ですよ。
Posted by: 通りすがり | 2007.03.13 at 22:23
>なんか話が戻ってますが、オランダ人の女性のケースも朝日新聞の捏造記事問題だと思われてますか?
>私には、だまされているのは結城さんの方のように思われます。
いえ、sodaさんは読んでおられないようですが、その件は
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/ab4e9f4e372098e706c47ba5c5d032a2
>オランダ人のケースは軍規に違反した捕虜虐待事件で、軍は抗議を受けて慰安所を閉鎖した。
と、きちんと池田信夫氏は書いておられます。
騙されているのはsodaさんです。
Posted by: 結城宏 | 2007.03.13 at 23:08
事実・真実を知ろうとしない方が多いようですが、
再度情報提供させていただきます。
昨今、何かとかますびしい慰安婦問題ですが、
ジャーナリスト池田信夫氏が、1991年当時取材した記者の立場で、
ご自身のBlogで、すべては朝日新聞の捏造だったことを証言しています。
それがマッチポンプなどで話を膨らませているうちに、現在のようなとんでもない誤解と偏見が国際社会に定着してしまったとのことです。
ぜひ池田氏の情報を裏付け、朝日新聞の事実の捏造とそれが広がっていく課程をスクープしてください。
このままでは日本の、そして世界のために全く良くありません。
自浄能力のないジャーナリズムの犯罪そのものです。
以下、池田信夫氏のページです。
・朝日新聞という亡霊
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/1677143840b260e4b0de03304293c882
・慰安婦問題の再調査が必要だ
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/ab4e9f4e372098e706c47ba5c5d032a2
Posted by: 結城宏 | 2007.03.13 at 23:16
テレビで櫻井よしこがオランダのケースについてコメントしていました。
「オランダの場合はですね、それをしたのが現場の兵士たちで、そのことがわかった時に、その慰安所は2カ月後だったと思いますけど、閉鎖されてるんです。軍はそのような方針を持っていなかった、けれども現場がそのようなことをしてしまった、ということで、その慰安所は閉鎖されました。その兵士たちは、B級戦犯として裁かれて、20数人だったと思うんですけど、死刑になった人、20数年の刑に服した人、いろいろあるんです。ですからオランダのケースはですね、むしろ、日本軍が命令して強制連行して女性たちをむりやり慰安婦にしたということの逆証明ですね。」
Posted by: サンプロ | 2007.03.14 at 02:08
記事投稿直後にコメントさせていただいた者です。
もとのエントリの内容からずいぶん離れたコメント欄の流れになってしまっていますが、元記事についてもう一度。
Satoshi Nakajima さんが現状や安部首相の発言の批判のみをされており、問題の取り扱いに関する対案の提示をされていないことが気になります。
対案なし、ダメだしのみ、というのはフェアな批判のやり方ではないと思います。
私とはかなり違う考え方をされているようなので、南京大虐殺や従軍慰安婦などの問題をどう扱えばよいと Satoshi Nakajima さんがお考えなのか、非常に興味があります。
が、過去の様子を見たところ、コメント欄には反応しないポリシーのようですね……
Posted by: つーん | 2007.03.14 at 02:45
> ドイツ人さん
あなたは歴史書で全ての事がわかると思っているようなので忠告。
歴史を知りたければ、当時の人間の記述を読みましょう。
歴史書などというものは後世の偏見と思い込みの羅列にすぎません。
当時の常識と風俗。それを学ばなければ、いくら歴史書を読んでも偏見と思い込みにとらわれるだけです。
>韓国人はそれを強制徴用と受け取っていた事が明確になっています。
韓国人は戦後に作られた国の国民ですよ。
ちゃんと、当時の大日本帝国国民だった人の記述にあたりましょうね。
>しかし少なくとも敗戦国の行った戦争犯罪は謝罪するのが本来でしょう。
何が本来なの?講和条約で「いままでに起こった問題は全て解決!」とあるのですから、それを守って、謝罪しないのが正しいのです。
Posted by: ほるほる | 2007.03.14 at 04:19
この亡霊の正体は、アメリカである。たとえ日本が従軍慰安婦問題や南京大虐殺を認めても、何も変わらない。アメリカがいま、一番恐れていることは、日本が中国や韓国と手を結び、“ひとつのアジア”になることである。アメリカは常に自国の利益のことしか考えていない。従軍慰安婦問題は、日本と中国や韓国との仲を切り裂くために、もってこいの材料である。
これは政治の話である。日本国民は感情的になるのではなく、野球やサッカーを応援するような感覚で、このゲームを観戦し、日本を応援すれば良いのではないだろうか。
過去の亡霊から日本が開放されるためには、このゲームに日本が勝つしかないのである。
Posted by: にしだ | 2007.03.14 at 05:16
> いえ、sodaさんは読んでおられないようですが、
> と、きちんと池田信夫氏は書いておられます。
いえ、読んでますよ。
私が最初から問題にしているのは、「軍規に違反したのはこのオランダ人の
件だけなのか」という点です。
Posted by: soda | 2007.03.14 at 07:38
soda さん
>私が最初から問題にしているのは、「軍規に違反したのはこのオランダ人の件だけなのか」という点です。
状況証拠だけで他人を犯罪者扱いするのは、特高みたいですね。
Posted by: ほるほる | 2007.03.14 at 09:36
宮台真司 :週刊ミヤダイ
従軍慰安婦問題と河野談話の扱いについて
http://www.podcastnavi.com/podcast/channel.php?channel_id=3699
「いわれのないことに対しては反論すべきだ。反論しないと受け入れたことになってしまう。」
「慰安所の場所提供や慰安婦の移送に政府が関与したのは事実だが、政府が強制連行をしたことはない。慰安婦の募集は民間がした。」
「政府が直接強制連行をしたのでなければ、負うべき責任が違ってくる。」
「当時の日本政府や業者の組織的な構造を見ても、政府が強制連行を命じていたということはありそうにない。周辺の文脈から考えても、蓋然的にありそうにない。そういう議論をするすべきだ。」
とのことです。全くその通りですね。
Posted by: 坂井豪 | 2007.03.18 at 20:55
soda さん
>私が最初から問題にしているのは、「軍規に違反したのはこのオランダ人の件だけなのか」という点です。
あなたは何が言いたいのですか?
軍規に違反しているのなら、軍が強制連行したわけでも、性奴隷sex slaveでもなんでもないではないですか。軍隊のあるところならどこにでもある、兵士相手の単なる売春宿です。
今回の件は単に米国人が「sex slave」という言葉が使いたかっただけでしょうね。
昔からの日本人男性への偏見(女性を奴隷化している、という妄想)と憧れそのものでしょう。
それに朝日新聞の捏造を利用しただけです。
Posted by: 坂井豪 | 2007.03.18 at 21:03
「幕府山の捕虜虐殺」がどのように捏造されてきたかと言うと以下のような流れです(主なところ)。
1.昭和36年から37年にかけて福島民友新聞社が「郷土部隊戦記」と言う本の元となる記事を連載しました。本そのものは昭和40年に刊行されるのですが序言を書いているのが防衛庁長官、福田篤泰氏、福島県知事、佐藤善一郎氏、元陸軍中将、両角業作氏(元通産事務次官、良彦氏のご尊父)。この本の中で長々と旧日本陸軍の幹部(両角業作氏、山田栴二氏、畑俊六氏など)が如何に人道的な人間であったか、と書き世に言われるような虐殺は一切なかった、という話を捏造しました。
2.昭和48年に鈴木明氏が「南京大虐殺の”まぼろし”」と言う本を書き、文藝春秋社が大宅壮一ノンフィクション賞を与えました。この本で鈴木氏は「郷土部隊戦記」の記事を引用したり、元将校で後の戦友会会長になる平林貞治氏の証言を追加して捏造記事を書きました。
3.昭和59年になり毎日新聞、福永平和氏と朝日ジャーナル、本多勝一氏が父(栗原利一)の証言を採取し手書きのスケッチ入りで掲載されました。この時に防衛研修所戦史室の森松俊夫氏と原剛氏もほぼ同時に証言や証拠を採取しています。
森松俊夫氏と原剛氏の書簡
http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=3953;id=sikousakugo#3962
http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=3953;id=sikousakugo#3963
http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=3953;id=sikousakugo#3964
http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=3953;id=sikousakugo#3965
http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=3953;id=sikousakugo#3967
4.それ以降、捏造派(戦史室も含めて)は父の話だけは否定しなければならないので家に来たり、手紙のやりとりをしたりしています。父は手帳には全て書き残しているし、手紙は全て残してあるしと言うことでまるで捏造の証拠の山があるような状態になっています。戦史室が捏造派であることの証拠の手紙などもあります。
結論から言うと「南京大虐殺」と言うのは当時の陸軍20万以上が捕虜や市民、約7万人~10万人弱を数日間で虐殺したという空恐ろしい出来事でそれを日本の保守勢力、防衛庁(戦史室も含む)などがやっきになって潰しにかかっている、と言ったところです。
Posted by: 核心 | 2007.03.19 at 05:58
父の証言を捏造した偕行社も入っている日本「南京」学会の防衛庁関係者は以下の方々です。
顧問:畝本正己(元防衛大学教授)
編集委員:中垣秀夫(元防衛大学教授)
編集委員:杉乃尾宜生(元防衛大学教授)
編集委員:原剛(元防衛研究所研究官)
会員:森松俊夫(元防衛研究所研究官)
学会会員はつくる会関係及びその類の会の関係者が多いですね。
Posted by: 核心 | 2007.03.22 at 05:28
なぜ、南京大虐殺が否定され続けるのか?
その理由が分かりました。
グースさんの掲示板で大神さんという方が、随分馬鹿げた質問で私を困らせました。
武器の山は本当は2階建ての家屋だったかもしれない、と言うのです。
ホロコーストのことを考えていて、その理由がわかりました。
アウシュビッツでは殆どの作業はユダヤ人自身で行なっていました。
ドイツ人は最後に薬品を天井のまどから投げてあるくか、そんな作業だけでした。
それに対して南京大虐殺は幕府山の件でも分かるように、まさに人格者、ヒューマニストだった両角業作氏、山田栴二氏、などなどが直接の責任者だったのです。
これはまさに軍隊の否定です。
それゆえ、これほどまでに気ちがいじみた否定が行なわれているのです。
「郷土部隊戦記1」を読めばよく理解できます。
Posted by: 核心 | 2007.03.28 at 14:39
平林貞治氏の戦友会における活動について手元にある資料でお伝えしておきます。
昭和60年4月28日 連隊合同慰霊祭(祭典副委員長)
昭和61年9月13日 第12回歩65戦没者慰霊祭(祭典委員長、歩65残桜会会長)
平成2年8月31日 第14回歩65慰霊祭(祭典委員長、歩65残桜会会長)
父は昭和61年9月13日に名刺を頂いてます。名刺に日付が記載されています。
戦友会の会長になるような人が虐殺を認めるなんてことを考えること自体が馬鹿げていると思うのですが。
Posted by: 核心 | 2007.04.02 at 17:45
日本「南京」学会とういうアホどもが歴史を捏造し続ける気でいるから、少なくとも日本「南京」学会があるかぎりは「南京大虐殺」問題はなくならない。
日本の保守派、超保守派はこれをなくす気はない。
正規の国軍が、軍の組織として「武器放棄して大量投降した捕虜を虐殺した」なんて、彼らにはとても認められないでしょう。
戦史室などの国家機関も協力しているのですから。
中国だってそれを知っているから折れる気は無いでしょう。
「南京大虐殺」について知りたい人は僕に連絡をください。
ネットにいくらでも僕の情報はあるから。
たまには直接話してやりたい気になる。
自称、南京事件のアインシュタインです。
Posted by: 核心 | 2007.05.08 at 07:52
南京大虐殺は日本軍の組織的犯行(1)
私の今のところの考えでは南京事件の真相は、旧日本軍による市内の掃討等が行なわれ、
約7万人の捕虜を確保し、軍指導部の指揮の下、組織的に何箇所かで処分(=虐殺)した、
というのが第一段階で、
つぎに処分された捕虜には南京警察が二千人含まれていたことや、日本の憲兵が少なかったことから、
南京市内では日本兵による強姦、略奪、殺人が横行した、と言うのが次の段階の話だと思います。
勿論、二つの出来事の間には明確な時間的隔たりがあるわけではありません。
このうち、大量に中国人が殺害されたのは軍指導部の指揮による捕虜虐殺のほうだと思います。
なぜ、軍指導部が組織的に係ったことが推測されるかと言うと、第6師団第13連隊のK氏の証言からです。
以下は、昭和59年8月15日の毎日新聞に実名で報道された記事です。
Posted by: 核心 | 2007.05.18 at 01:40
南京大虐殺は日本軍の組織的犯行(2)
”早朝、出発準備をしていたKさんに、揚子江近くの小高い山に機関銃を据えつけるよう命令が下った。
不審に思いながらも山上に重機関銃を据えつけると、ふもとのくぼ地に日本兵が連行してきた数え切れないほどの中国兵捕虜の姿。
そこに、突然、「撃て」の命令。
機関銃が一斉に乱射された。
「距離は7-8百メートル。
アリぐらいにしか見えない中国兵がクモの子を散らすような騒ぎになり、まるで地獄を見ているようでした。
血柱がシューッと上がるのも、はっきりと分かりました。」
機関銃は約50メートルの間隔で並び「30丁はあった」という。
乱射は1-2時間続き、Kさんらはそのまま蕪湖に出発。
「なぜ捕虜を殺したのか、遺体をどう処理したのか、他のどの隊が虐殺に加わったのか、私たち兵隊は何も聞かされてなかった。」
...の告発が報道され、これがきっかけでKさんは「二度と悲惨な戦争を起こさないために」と告白を決意。
「戦争だから、向って来る敵と戦うのは仕方ないが、無抵抗の捕虜に銃弾をあびせたあと味の悪さは終生ついてまわります」と話している。”
K氏の場合は父と違い、負傷して入院したとか、その間に資料をまとめた、とかの事情は見受けられません。
したがって父ほどには、鮮明な記憶はなかったのだと思います。
それで以下のような文面の葉書をよこされたのだと思います。
”...あの山に登 重機関銃で射撃致した一兵でございます。
又後日詳しいことはお知らせします。”
Posted by: 核心 | 2007.05.18 at 01:42
南京大虐殺は日本軍の組織的犯行(3)
K氏の話は早朝であり、父の話は薄暮時です。
K氏は第6師団第13連隊、父は第13師団第103旅団第65連隊です。
指揮系統が全く違い、違う現場の話なのだと思います。
では、父の話は別の師団の話なのに、なぜK氏が思い違いをしたか。
それは、K氏が思い違いを起こすほど、それほど状況が似ていたのだと思います。
つまり「事前に(捕虜から見えない場所に)銃機関銃を配置し、下方の開けた場所に捕虜を誘導し、乱射して(第一段階として)射殺した。」という状況があまりに似ていたため同じ現場の話だと思い違いしたのだと思います。
では、なぜ師団が別なのに捕虜の殺害(=処分)方法に強い共通性が見られるのか。
結論から言えば、師団をまたがって捕虜の処分(=殺害)方法が打ち合わせられた、ということだと思います。
つまり、南京攻略戦に参加した軍指導部及び軍指揮官は捕虜の処分について事前に打ち合わせを行い、違法性を認識しつつ捕虜の処分(=殺害)を行ったということだと思います。
私は軍の指揮系統や組織については未だ詳しくありませんが、南京攻略戦に参加した旧将校は共通の認識の下でこれらの処分(=殺害)を行ったのだと思います。
K氏の「血柱」や父の「人柱」の表現で分かるようにそれらは一つ一つの現場をとっても大虐殺という名称がふさわしいものだったのだと思います。
Posted by: 核心 | 2007.05.18 at 01:44
日本人はなんとまあナイーブ(うぶ)な国民性の持ち主!
「南京大虐殺の研究」をほぼ読み終わるところなのですが。
他のブログにも書いたことなので。
私は今まで父(栗原利一)の証言が捏造派の方たちに捏造されてきた、ということを書いてきたのですが。
ここで南京大虐殺関係の本を読み始めたところです。
「南京大虐殺の研究」によると南京大虐殺というのは蒋介石の軍事的失敗により日本軍が10万人以上の捕虜を得て、ことごとく虐殺してしまった、というのが中核のようなのですが。
もし日本軍が同じように軍事的失敗により、10万人以上が蒋介石軍の捕虜になっていたら蒋介石軍は日本軍捕虜を解放していたでしょうか?
そんなことは考えられないでしょう。
私は捏造派の方たちがこの程度の話をなぜムキになって否定し続けるのか判りません。
多分、とてもナイーブな方たちなのでしょう。
Posted by: 核心 | 2007.06.05 at 20:51
南京大虐殺の真犯人は南京攻略戦に参加した日本陸軍の高級将校たちでした。
1.まず、南京大虐殺はあった。しかも当時の日本軍指導者の相当数が係らなければ出来ないような規模であった。
2.南京事件に関係して死刑となったものは松井石根氏、谷寿夫氏、野田毅氏、向井敏明氏。
どうもこの人達は大虐殺の真犯人ではないように思います。
この人達は真犯人のスケープゴートにされたような印象です。
そして真犯人は大虐殺を「共同で計画し、指示し、かつ戦後隠蔽工作をした」当時の日本陸軍の高級将校たちだったのだと思います。
Posted by: 核心 | 2007.06.14 at 23:15
最終的問題解決案を申し上げます。
1.被害者に対し、平成天皇と安部首相が正式に謝罪する。
2.被害者に対し、十分な補償金を支払う。
この両者をどこどこまでもやる。そうすれば、過去の問題の一つを清算した、ということで、諸外国から尊敬されるでしょう。
そんなことは前例がない、といわれるでしょうが、ユダヤ人に対する犯罪行為にたいし、ドイツはどこどこまでも、とことん責任をとり、謝罪し、賠償し尽くしたのですよ。
そうすれば、日本は国連の常任理事国になれ、北朝鮮に対しても対等に口が利け、ソ連に対し北方領土問題への解決の糸口が見出せるでしょう。
そうしないのは勝手ですが、その場合、日本はいついつまでも、世界中から見下され、軽蔑されつづけるのですよ。
Posted by: 従軍慰安婦問題解決人 | 2007.06.19 at 12:24