Apple TV、3日目の感想
2007.04.13
初日の感想についで大切なのは3日目の感想。今までも色々なデバイスやサービスを試してきたが、けっこう3日の壁を乗り越えられないものが多い。3日目になってもまだワクワクしていたら良い証拠だ。
そこで、まずはアップデートから。
・「ファンがない」というのは誤解で、実は内部に小さなファンを持っていることに気が付いた。単に静かなだけであった。
・「地球にやさしくない」点は確かに大きな問題。スリープモードに自動的に入ってくれないので、誰も見ていなくてもがんがんCPUを使ってスクリーンセーバーを表示しており、明らかに電気の無駄づかいだ。
・そのせいもあって、何もしていなくても結構熱くなる。常に40度ぐらい。
・iTunesに新しいmovieを追加したら、自動的にsyncが始まった。前回の「明示的にsyncをしなければいけない」という指摘は間違いらしい。ただし、playlistを変更しただけではsyncが始まらない。どんなきっかけでsyncをするのかがいまいち分かりにくい。
・別のパソコンからのメディアのストリーミングを試みたが失敗。ペアリングまでは出来たのだが、リストの取得中にネット上に見えなくなってしまったようだ。Windowsパソコンだからなのか、WiFi経由だからなのか、原因はまだ不明。
・所有しているDVDの一つをハードディスクに落としてApple TV経由で視聴してみた。640x360, 1000kbpsでH.264にエンコードしたのだが、ほとんど劣化が感じられないぐらい美しい映像だ-単位H.264の圧縮率がすごいのか、Apple TVのデコーダーが優秀なのかは不明。ちなみに、このエンコード方式だと、2時間の映像が約1GBのファイルになる。Apple TVのハードディスクは40GBなので、映画30本ぐらいは余裕で入るということ。悪くない。
しかし、Apple TVを触れば触るほど、ライバル意識がムクムクと沸いてくる。消費電力がもっと低いデバイスにUIEngineを載せて、すべてのアプリをサービスとして提供すれば、ずっと面白いことが遥かに「地球にやさしく」実現できる。とりあえずプロトタイプでも作ってみるか…
中島さん
プロトタイプを作りましょうよ。ご協力は惜しみません。
Posted by: nobu | 2007.04.14 at 12:29
おもしろそうですね。ぜひ、プロトタイプを作ってほしいです。
個人的には、Wiiにのせてほしい。消費電力が少ないのが売りのひとつだから、satoshi-sanの条件を満たしていると思うし。プラス、Wiiはテレビとインターネットにつながるし。
日経ビジネスの特集記事を読んだ感じでは、動画映像の配信サービスもやろうと思えばできるという感じを受けた。ただ、任天堂のゲーム人口拡大戦略に貢献するかどうかが条件ぽい。
現在の状況からだと、Wiiに興味を持っていない人に対して、魅力的なサービスを提供できるかどうかが最低条件?
うちの母はゲーム機に興味がないのだが、どうすれば興味を持つんでしょうねぇ。病院の予約ができる!パリーグの全試合が見られる!bjリーグ(プロバスケットリーグ)の試合が見られる!アメリカのテレビチャンネルをリアルタイムで見られる!ツタヤのオンライン版が利用できる!音楽を購入してSDカードに録音できる!海の中にカメラを設置し、その映像をリアルタイムで見られる。それで、テレビ画面が水槽になる!24時間東京タワーを生中継して、テレビが東京タワーの見える窓になる!
以上が、私の発想の限界でした。おそまつさまで。
Posted by: ぷーさん | 2007.04.16 at 06:18
はじめまして。
『今日の一言』のブログパーツをたどって、やっとたどりつきました。ミニアプリっていうのでしょうか。使わせていただきます。
大変、面白いブログですね。でも、理科系じゃなくてコンピューターも苦手なボクには分からないことが多くて(笑)
負けずにまた遊びにきます。
Posted by: momo2006 | 2007.04.16 at 17:23