スーパー・エージェントScott Borasを目撃
2007.05.13
金曜日にマリナーズvs.ヤンキーズ戦に行ってきたのだが、そこで目撃したのが、松坂の代理人をつとめたことで日本でも有名な Scott Boras。試合前の練習中にバックネット越しにヤンキーズのAlex Rodriguesとなにやら真剣な顔で話している。Alexが10年で$252million(日本円で300億円弱)という破格の契約でマリナーズから引き抜かれた時の代理人もScott Borasだったし、「きっと金銭関係のもめごとに違いない」と思ってしまったのは私だけではないはず。ホームラン1本あたりのボーナス金額でヤンキーズとすれ違いでもあるのかと想像が膨らんでしまう。
この手の代理人(エージェント)は、契約金額の5%程度をもらうことをインセンティブとして球団側から引き出せる限りの金を引き出すのが役目。松坂の契約交渉がなかなかまとまらなかったのは、そんな代理人の中でも、タフな交渉人として知られるスーパー・エージェントScott Borasを松坂が雇ったから。「松坂があれほどメジャーでプレーしたがっているのに」とScott Borasを悪者にする日本のマスコミがいたが、それは少し勘違いだ。Scottを雇った時点でああなることは松坂にも分かっていたはず。
ちなみに、アメリカのスポーツ界の代理人の役割に関して知りたい人には、トム・クルーズ主演の「ザ・エージェント」がオススメ。松坂の契約交渉劇の記憶が新しいうちに見ると面白さも格別かも。
全米で有名(?)なセリフ"Show me the money! Show me the money!"のザ・エージェントですね。
トム・クルーズ主演の映画で初めて(唯一?)感動して泣けた1本です。
まぁトップガンも爽やかな映画で良かったですが(笑)
レニー・ゼルウィガーはこの時はスリムで美人でしたね・・・。
Posted by: eakas | 2007.05.14 at 19:34