9月からUWのMBAプログラムに参加します
2007.07.23
日本に暮らす人たちから考えれば、私ぐらいの歳になってから今さら学校に行って勉強するとなどということのはめったにない話かも知れないが、「生涯教育」がシステムとして確立している米国では、それほどまれなことでもない。
特にUW(University of Washington)の場合、通常のMBAプログラムの他に、働く人向けのExecutive MBA Programというのがある。月に一度だけ三日から四日の集中授業を受ければ二年間でMBAが取得できるという特別コースだ。
このプログラムの存在を知ったのは、去年の夏のことだが、去年の分に関しては、既に申し込み期限を過ぎていたため、今年の9月からのプログラムに応募したのである。
GMATというテストをぶっつけ本番で受け(得意の数学のおかげでそこそこのスコアが取れた)、書いたエッセイは知り合いに添削してもらい、マイクロソフト時代の同僚・最初にUIEに投資してくれたベンチャーキャピタルの知り合い(UIEの元会長)・今の会社の腹心の部下(UIEの現社長)にrecommendation letterを依頼し、卒業した大学から英文の成績証明書を取り寄せて願書を出したのが5月の頭。
ところがマイクロソフト時代の同僚に頼んでいたrecommendation letterの一つが大幅に遅れ、書類がぜんぶそろったのが6月のなかば。「これで結果を待つだけ」と思いきや、6月の末になって「米国の大学を出ていないので、TOEFLを受けてもらう必要がある」との連絡が来る。「17年もアメリカに暮らしているのにいまさらTOEFLはないでしょう」と掛け合うが、「規則は規則」と譲ってくれない。しかたなくTOEFL受験の申し込みをすると8月まで受験できないという。再びUWに連絡すると、「TOEFLの代わりにMichigan Language Testを受けても良い」と教えてくれ、それを受験したのが7月12日。
先週になってそのテストの結果が出、最終面接をしたのが今日。家に帰ってみると合格通知がメールで届いていた、というしだいだ。
なぜいまさらMBAを取得しようと思ったか、などについては次のエントリーで。
私も5月からオーストラリアの大学院のMBAコースをdistance learningで受講しています。
今年で30歳なのですが、大学を中退して起業してきたので、きちんと教育を受けたくも
なりましたし、自分の仕事であるManagementであれば、内容にも関心が持て、仕事にも
活かすことができるシーンもあるのでは、と思ったからです。
もちろんrecommendationも知人にお願いしたのですが、アメリカ人の友人は普通に引き受けて
くれたのですが、日本人の先生には色々と説明をしなければいけませんでした。
やはり、欧米はrecommendationというのが一般的なのだなぁと感じさせられた次第です。
Posted by: yoshi | 2007.07.24 at 01:12
こんばんは。はじめまして。
僕は4年目のプログラマです。
# 鼻で笑わないでください。
中島さんの年齢ぐらいになれば中島さんのようにいい感じのエンジニアとして生きていたいなと思いながらこのblogを読んでます。
「そんなこと言ってるようじゃなれないよ。」とか言うタイプですか?
まぁいいんです。いい感じであればいいんです。すいません、僕みたいな平均的な人間がこんな敷居の高いblogコメントして。
Posted by: HALion | 2007.07.24 at 07:57
Halionさん、コメントは大歓迎だし、鼻で笑ったりはしませんよ。それよりも、こうやって敷居が高いと思いながらもコメントをすることができる、っていうだけでも自分を評価して良いと思います。世の中は「本当はこうしたいのにな、こうできたらいいのにな」と心の中では思いながら行動しない人が大部分です。そんな中で、少ないながらも失敗を恐れずに行動する人がいるから世の中は変わっていくんだし進歩していくんだと私は考えています。
Posted by: satoshi | 2007.07.24 at 08:14