米国クリスマス商戦に見る大型テレビの値段動向
2007.11.22
今日はこちらはThanks Giving Day。家族や友達が集まって七面鳥を食べて「ちゃんと食べ物があることに感謝する日」知られているが(飽食の時代にいまさら、とも思うが)、小売業にたずさわる人たちにとっては、クリスマス商戦の幕開けを知らせるベル。特にその翌日は、激しい値引き合戦で朝から人が並ぶ。
全米で初めて42インチのプラズマが1000ドルを切ったのが去年のThanks Giving Dayの次の日。その意味では、ここで大型テレビにどんな値段がつくかは注目に値する。今朝の新聞の折り込み広告から値段を拾ってみるとこんな感じである。
$899 Panasonic 42" Plasma (Best Buy)
$999 Sharp 46" LCD (Sears)
$699 Polaroid 40" LCD (Circuit City)
$549 Olevia 37" LCD (Target)
$749 (Unknown) 42" LCD (Staples)
この中で注目に値するのが、SearsがSharpの46インチ液晶テレビにつけた$999という価格。プラズマと液晶の値段の差は縮まりつつあるとは知っていたが、1インチあたりの値段で言えばBest BuyのPanasonicのプラズマを下回る価格になってしまっている。大半のメーカーが液晶に走る今、scale of economyがボディーブローのようにきいてきたのか。
>飽食の時代にいまさら、とも思うが
飽食の時代だからでしょ。と思いますが。。。
Posted by: name | 2007.11.23 at 01:23
漁獲高の減少、大地の荒廃、途上国の発展などいくつかの理由で
将来世界的な食糧危機が来ることはほとんど間違いない
(少なくとも食品業界のトップはそのような考えで動いている)
らしいです。
牛丼屋から牛丼が消えたこともありますし、
七面鳥に改めて感謝する日が来るかもしれません。
Posted by: s-masa | 2007.12.02 at 19:52