オッパイはあぶない
2007.12.24
先日飛行機に乗った時のこと、離陸寸前に2つほど前の列に座る赤ん坊がぐずり始めた。最初は「アウ、アウ」ぐらいだったのだが、だんだんエスカレートして来て、
「アーウ!アーウ!」
と大声を張り上げ始める。母親も気にして一生懸命あやすのだが、なかなか言うことを聞いてくれない。すると横に座っていた坊やが
「ママ、エミちゃんはオッパイが欲しいんだよ。」
いかにも利発そうな3歳児の声だ。妹思いの世話好きなおにいちゃんのようだ。
「ママもそう思うんだけど、離陸の時は危ないから。」
「『り・り・く』って?」
「こうやって飛行機が空に飛び立つ時のこと。ちゃんと空に飛んだらオッパイあげるから。」
「ふーん、『り・り・く』の時にオッパイをあげると危ないのか。」
飛行機が滑走路に入りゆっくりと加速を始める。それに合わせるように、
「アーウ!アーウ!ワアアアアアアアウウウウウ!」
といっそう声を張り上げる赤ん坊。見かねたおにいちゃんが叫ぶ、
「エミ、エミ、『り・り・く』の時のオッパイは危ないんだよ。飛行機が落ちちゃうんだよ!」
面白いです。日本人の親子の話ですか? 恵美ちゃん? Emilyちゃん?
Posted by: 面白い | 2007.12.24 at 03:37
センスあるなぁ!この話!!
キャッチー。オチ。ほのぼの。
の共存!!
Posted by: tribefactory | 2007.12.27 at 08:52