「おもてなしの経営学」がアマゾンで注文できるようになりました
2008.02.12
3月11日に発売の拙著(始めて使う言葉、「せっちょ」と読むとは知らなかった^^;)「おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由」がもうアマゾンで注文できることを発見したので、さっそくご報告(宣伝、宣伝と^^)。
「アルファ・ブロガーはなぜ本を書くことになるのか」というエントリーでも書いたが、こうやってブロガー自身が自分の本を宣伝してコツコツと売って行くという行動がスモール・ビジネスっぽいというか、ロングテールだというか。将来は、ブロガーによる部数限定の自費出版みたいな、もっともっと本当にロングテールな形のものが簡単に出来る様になるともっと裾野(すその)が広がるのに、と思ったりして(ちなみに、日本語にはちゃんと「裾野」っていう良い言葉があるのに、いつの間にか「ロングテール」という外来語が幅をきかせてしまうあたりが、なんとも。「ロングテール・ビジネス」の代わりに「裾野ビジネス」という言葉を流行らせて現代用語の基礎知識に載せるっていうのはどうだろう?)。
ちなみに、同じ日にやはりアスキー出版から、ブログ「Tech Mom from Silicon Valley」の海部美知さんの本(「パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本」)も出るので、それと会わせてご購入いただければ、1500円を超えて送料が無料になる(なんだかテレビショッピングのノリだ)。
海部さんとは働く業界が多少オーバーラップするということもあり、ブログを通じて一度だけお会いしたことがあるのだが、かなり的を得たことをブログで書かれている方なので、私も読者の一人としてこの本には期待している。
ちなみに、日本の携帯電話市場を「ガラパゴス諸島」と呼んで来た私としては、彼女の「パラダイス鎖国」論にはとても共感する部分があるので、そこも含めて一度対談でもさせていただけると面白い話ができるのではと考えている。
海部美知さんのブログタイトルは「Tech Mom from Silicon Valley」でしょうか。本文、「m」が「n」になっているようです。「日本語にはちゃんと「裾野」っていう良い言葉があるのに」というくだりとても共感できました。「ユーザーエクスペリエンス」を「おもてなし」と訳された功績は素晴らしいと思います。
Posted by: hoshino | 2008.02.12 at 16:11
mon->mom 修正しました。ご指摘ありがとうございます。
Posted by: Satoshi Nakajima | 2008.02.12 at 16:28
部数限定の自費出版ではないですが、自分で出版社をつくり、印刷してamazonで出品までしてしまった人の「個人出版社への道」という書籍があります。出版社を通してだとなかなか流通することのなさそうな本だけに面白い試みだと思って読んだものです。
Posted by: Ta-Min | 2008.02.12 at 18:05
「的を得る」という表現は本来ありません。「当を得る」または「的を射る」が正しいと思います。
Posted by: h-tee | 2008.02.12 at 18:50
ちょっとうろ覚えですが,「ブログをそのまま本にしてくれる」というサービスをしてる会社があったと思います
定型な形になってしまうのでしょうけど,適当にぽんぽんと選んで終了みたいな気軽なサービスだったような・・
Posted by: humu | 2008.02.13 at 00:49
「裾野ビジネス」は良い響きですね。
是非、静岡県裾野市をロングテールの聖地として奉り立てて下さい。
スソノといえば、富士山の裾野でしょ。
Posted by: kujirairuka | 2008.02.13 at 07:28
本が出るとなると読んでみたい気もするけど、出版社(あるいは著者も?)がブログ読者の20%は買うとして…売り上げこれだけは堅いな、とかソロバンをはじいている様子を想像すると萎える…。
あなた(ブログ読者)が一番大切よ、と言っていた恋人が浮気した、あるいは実は金目当てだった、ことが発覚したような気分…。
Posted by: Mu | 2008.02.13 at 10:26
初めてコメントさせていただきます。理央 周(めぐる)と申します。
おもてなしの経営学、読ませていただきブログにも書かせていただきました。
前半の2章と、対談とがそれぞれ面白く楽しませていただきました。
おもてなし=ユーザー・フレンドリーの気持ちを常に持つってことはマーケティングの原点なんだと思います。共感しました。
Posted by: 理央 周(めぐる) | 2009.10.29 at 02:26