アルファ・ブロガーはなぜ本を書くことになるのか?
ベンチャー企業のビジネスプラン

雑誌にブログのURLの掲載を断られてしまった

 とあるビジネス誌(週刊誌)の編集者の方から、今回のMicrosoftによるYahooの買収話に関する記事を一つ書いて欲しいとのリクエストをいただいたので、「喜んで書きますが、私の名前の横にブログのURLを掲載してくださいね」と返事をすると、「レイアウトの関係でURLは掲載できません」との返事が来るではないか。レイアウト上そうなっているなら仕方があるまいと、「じゃあ、記事の中にURLを含めますが問題ありませんよね」と返事を書くと、「それは困る」とのこと。

 私としても、ビジネス誌の読者のトラフィックがブログに誘導できれば、との思いで喜んで受けようと思ったのに、これではどうしたものか悩んでしまう。私のブログが週刊誌の読者を奪うと心配しているとは思えないし、まさかネット全体を目の敵にしているはずもないので、なぜURLが掲載出来ないのかが理解できない。

 月刊asciiのコラムとこのブログとの両立がだんだんリズムに乗って来て、「やはりネットと雑誌は敵ではなくお互いに補完し合うべきもの」と感じ始めて来た私としては、今回の件はいささか残念である。まあ、こういうのも過渡期だからこそ起こる話で、そのうちURLを持たない著者なんて逆にうさんくさく思われる時代が来るのだろうから、それまではあまり目くじらを立てずにのんびりとかまえるか...といいつつ、編集者への返事を保留している私がここにいる。

Comments

rintaromasuda

どのみちURLを直接ブラウザに入力する時代ではないですし、「Life is beautiful」というブログを執筆中と書かせてもらうだけでいいのでは?

あばばばば

記事の内容までは出版社側が責任持てても、
ブログの内容までは責任持てないからではないでしょうか。
万が一ブログ内に不適切なコンテンツが含まれていて、
それを雑誌で紹介したとなれば、それなりに問題でしょうし。
そういう面倒なリスクを負いたくないから、URLは一律禁止、と。

マスゴミ嫌い

ここで断っていただけるといろいろな反応が見れそうなので個人的には断っていただきたいですw

プロフィールの部分くらい載せてくれてもいいでしょうに・・・

shiro

私は地方の趣味雑誌の編集者です。うちの場合は著者の方がリクエストされるなら記載します。書いた人、発言した人が「どんな人か」というのは記事の信頼感の意味でも、読者が読後の行動をとるためにも必要だからです。地方誌なので「読ませてナンボ」ではなく「役に立ってナンボ」ということでもあります。
あと、担当者がルールを金科玉条のように守る人格という場合もあります。「編集長にご相談いただけません? なんでしたら私が直接メールでご相談させてもらうのはどうでしょう」と言ったら済む話かもしれません。

心は萌ええ

雑誌掲載後にそのURLが有効で無かったりとかトラブルが多いからではないでしょうか?

ブログ名さえ載せてもらえれば、普通の人はURL打ではなく検索エンジンからくるので問題ない気がします。

UIEngineだよ

『詳しくは「Life is Beautiful」で検索』

と載せればOK。あるいは

『「理科系うんちく」で検索』

と載せてもOKかと。担当者の権限でどうにもできないものに目くじらたてたら少しかわいそうな気がします。

zun

情報誌の編集してます。
まず、間違いなくそんな大層な意志や過去のトラブルからアドレス掲載拒否をしているのではないと思います。せいぜい考えられるのは、レイアウトにURLを入れるスペースが無いから、とか、他の執筆者はそんなこと言い出してこなかったし、入れる事にもなってないから、統一で入れないことにしよう。ぐらいのもんですよ。ただ単に面倒くさいだけ。あとでURLチェックしなくちゃいけないし……(週刊誌の場合、特に時間がないから面倒くさい)。のレベルです。逆に書くか書かないか返事保留される方が、面倒くさいのになぁ……。
どっちにしろ、その編集者、つぶしが利かないですね。

rin

続きはWEBで

作戦でどうですか?

 あ

何その雑誌
というかURLって言葉知らなかったんじゃないですかね。

freshwater

上の情報誌編集の方と同意見です。私は出版社勤務の者ですが、今はどのような形のタイプのブログやURLでもタイトルや筆者名表記がちゃんとついていれば、検索(Google)で、ほぼ100%検出できますので、敢えて載せてないというのがあります。また、媒体や単行本全体で、デザイン的な問題などからURL表記は載せないという縛りをしている場合もあります。

freshwater

上の情報誌編集の方と同意見です。私は出版社勤務の者ですが、今はどのような形のタイプのブログやURLでもタイトルや筆者名表記がちゃんとついていれば、検索(Google)で、ほぼ100%検出できますので、敢えて載せてないというのがあります。また、媒体や単行本全体で、デザイン的な問題などからURL表記は載せないという縛りをしている場合もあります。

yoko

今月の月刊アスキーの呼びかけに応じようか否か悩んでいたところに入り込み易そうな書き込みがあったのでコメント入れさせてもらいます。
少なくとも私はお名前で検索してここにきましたので、あまり URL に固執しなくてもいいと思います。 記事の内容からこの人をもっと知りたいと思えばきちんと調べます。 ただ、検索の技術を持たない人にとっては URL はあった方がいいかもしれませんが、結果の1、2ページ目にヒットしてきますので問題ではないように思います。

サンディエゴ無頼

アホらしい。筆者の責任で載せることにしららええやん。今どき、URLをもってない会社や大個人なんているわけないやん。雑誌で統一規則やら、そんな規則自体が時代おくれやなあ。だから、紙媒体至上主義なんてなるんちゃう?紙媒体世界の時代錯誤がわかる。

オンラインサービスを使うに当たって、でサインアップしても、実際にサービスが使えるのは1週間後。”郵送で”関係書類を本人に送った後というアホらしい日本のお堅いシステムと同じやなあ。紙媒体が、今のままで生き延びることはないのになあ~。ご愁傷さまなのに。

あすきぃと

編集者にとってLife is BeautifulというBlogがそれだけの価値だと思っているのでしょうね。

hyoshiok

その雑誌名をぜひ教えてください。ついでに編集者の名前も。
なんてことをお願いしても意味がないのですが、URLを掲載しない本当の理由というのを知りたいですね。

humu

本来ITとは世の中の事柄を個人が便利に使うためにあるのだから
載せて便利なら載せるほうが良いと思う.

だけど

>>そのうちURLを持たない著者なんて逆にうさんくさく思われる時代が来るのだろうから

こうなってしまうのはちょっとイヤだ
持つものも持たないものも平等に扱われる世の中であるべきだと思う

Memento

英語が苦手で関わりたくないから、日本固有のクモの研究で、
結果的に世界的な発見をした科学者もおります。
URLって何?という科学者ですが、独創的な研究をしている先生も、知っています。
URLの掲載を拒否する編集者の狭量さは、いかがなものかとは存じますが、
保守的な雑誌の編集者は案外そんなもんです。
全例のないことはしたくない〜危ない橋を渡りたくない、という心情も、一介のサラリーマンともなれば無理もないかと。(先細りの雑誌の編集は、日々薄氷を踏む思いか、とも)
 とはいえ、IT最先端を走るブログ主様に於かれても、くれぐれもURLと著者の品格を関連づけるような短絡さは、ご自重あそばされるようお願いする次第です。

pirosuke

デザイン上の問題ならわからない話でもないですが、今後ますます起こりうる問題だと思いますが。。。腰が重いんですかね。

う~ん

ネット系も扱う月刊誌編集者です。
元記事を読むに、
(1)名前の横にはレイアウトの問題でURL入らない
(2)記事中には入れられると困る(他誌や弊誌でも、記事中にいきなり自分のブログの宣伝されても困ります)
(3)プロフィール欄は設けてない
っていう話かと。原因としてはレイアウト的な問題ですね。
なんか勘ぐり過ぎている人がいてびっくり。
「床ネームでプロフィール入れてもらえませんか」で提案してみたらどうでしょう。

基本的に、お金出して読者に雑誌買ってもらってる以上、あんまり余計な宣伝っぽいこと増やしたくないんですよね。そういうの嫌がる読者多いんで。
編集側としてはお金払って記事を書いてもらっているのである以上は、無料でCMを載せる必要はないと考えている面もあるのでは。しかも、発売した本やイベントなどの告知ならともかく趣味のブログですから、趣味の一貫をなんで読者の金使ってCMせねばならないのかとも思います。

最近はまあいっかと思うことも多いけど、原則載せたくない

ネットを敵なんて考えてる編集者なんかいまどきいないでしょ。うがちすぎ。
「記事の中にURLを入れるのが困る」というのは、その文字数で頼んでるんだから、枠内で完結させる文章を書くのが筋、ということでしょう。
雑誌というのはネットにつなげる環境だけで読まれるものではありません。
詳しくはWebで、というのは書き手の逃げでもあります。


いちいちURLを入力するなんてめんどくせえことしてる人いるのか、というのがまず疑問ですが、
新刊とかセミナー告知とか、どれ要求されてもやっぱりうざい。

>ビジネス誌の読者のトラフィックがブログに誘導できれば、

それが宣伝になるなら、バーターで原稿料なしよ(あるいは掲載料ちょうだいね)というスタンスもあります。

通りすがり

(今でもそうなのか知らないですけど)www.asahi.comは記事の中でHPを紹介するさい、
頑に全角英数のみでURLを紹介していました。webで見ているのに、どうしてアドレスを
手入力せにゃならんのかと、見るたびに脱力してました。

takaki

雑誌とWEBがボーダーレスになる時代が来るといいな。具体的には分からないけど。

サンディエゴ無頼

面白いなあ~。
有料である雑誌媒体には、いろいろな決まり事、例えば縦組み、字数、レイアウト、紙数なんていういろいろな制限があるんですねえ。だからURLを入れないと。なるほどなるほど。そういう理由なんだ。非常に、もっともな話ですね。


でもね、そういう制限の全くないのがウエッブサイト。


そういう制限がどうたらこうたら言っている点で、すでに紙媒体の呪縛に縛られているんじゃないのかな?ウエッブサイトの利点に気が付いてないんじゃない?

紙媒体が全て消えてなくなり、全てがウエッブになるなんて、私、これぽっちも思っていません。デザインの悪い(家主が良く言われている、おもてなしの酷い)ウエッブサイトで商品を探すたびに、紙のカタログってなんて便利なんだろうと思います。紙カタログって、それ自体でマルチスクリーン・マルチウインドウで、しかも端を折れば、ブックマークまで出来てします。ブックマークの位置なんてまさに一目瞭然!書き込みも手書きで簡単にできる!

でも、紙媒体だけでは出来ないことがあるのは事実。いくら紙カタログを使っても、注文を出すにはウエッブサイトの方が遙かに便利。後で整理するにも、やっぱり電子ファイルの方が便利。どなたか忘れたけど、頂いた名刺は全てスキャンしてパソコンにデータベースとして保存していると言っておられたなあ(確かに便利そう)。

だからね、編集者の皆さん、二つのベストミックスがこれからの流れだと思うのですよ。紙でしかできなことは紙で、ウエッブが得意なことはウエッブで。それを組み合わせると、非常に便利。しかし、どちらか一方だけでは不足です。ベストミックへの第一歩が、雑誌にはURLを載せてウエッブとリンクさせることのように思うのだけれど。。。。

satomi

ウェブの世界でLINK抜きのゲスト寄稿はありえない話ですけど
日本の紙媒体は縦書きなのでフィットしないんでしょうね。

>しかも、発売した本やイベントなどの告知ならともかく趣味のブログですから、
>趣味の一貫をなんで読者の金使ってCMせねばならないのかとも思います。

↑ こういう感覚も、ありますね。

なんていうか、紙の人の感覚では有料購読以外はすべて「趣味」なんでしょうね。深い意味はないはずです。ウェブの世界でこのブログを「趣味のブログ」と考えてる人は少ないと思うので気になさらないように。

Verify your Comment

Previewing your Comment

This is only a preview. Your comment has not yet been posted.

Working...
Your comment could not be posted. Error type:
Your comment has been posted. Post another comment

The letters and numbers you entered did not match the image. Please try again.

As a final step before posting your comment, enter the letters and numbers you see in the image below. This prevents automated programs from posting comments.

Having trouble reading this image? View an alternate.

Working...

Post a comment

Your Information

(Name is required. Email address will not be displayed with the comment.)