UIEvolutionがAT&Tのおもてなしを担当
2008.03.19
AT&T's MEdia Mall 2.0 is designed to be the ultimate source for personalizing your AT&T wireless phone....MEdia Mall 2.0 shoppers are just a click away from even more content with millions of additional full track songs, available from Napster Mobile and eMusic. ... The grand opening of MEdia Mall 2.0, powered by software developer UIEvolution, is slated for next month on AT&T capable handsets ...【Attention Mobile Shoppers: AT&Tより引用】
今回うちの会社(UIEvolution Inc.)がAT&Tのために作ったのは、一口で言えばAppleにとってのiTunes Storeするもの。NTT DoCoMoにとってのiメニューをずっと使いやすくしたもの、とも言える。ブラウザーでは使い勝手が悪く、かと言って端末ごとに専用アプリを作っていては莫大なコストがかかる。そこをUIEngineを使って、リッチなおもてなしを新しい形のウェブアプリケーションとして実現。技術的にはAdobeのAIRに近い(ただしAIRよりはるかに軽いのが自慢)。
キャリア(通信事業者)向けのカンファレンスなので「ただの土管にならないためには、キャリアがiTunes Storeに相当するものをがっちりと握らなければだめ。そのためには『おもてなし』で勝負すべき」と主張して来た私だが、その裏には「だからうちの会社におもてなし設計をまかせてください」というメッセージが含まれていた、というのが種明かしである。
AT&Tとしてみても「あぁ、あのiPhoneのキャリアね」の様なイメージが定着するのはマズイでしょうし、せめて他の端末のユーザーにも十分なおもてなしを提供して、土管化を防ぐ必要があったという訳ですね。AIRどころかFlash Liteも動作しない様な端末もまだまだ現役の様ですし。。。
Posted by: Dyun | 2008.03.27 at 20:47