「シリコンバレーのお約束」をことごとく破るアップル
2008.04.08
Google's famous catchphrase, "Don't be evil," has become a shorthand mission statement for Silicon Valley, encompassing a variety of ideals that proponents say are good for business and good for the world: Embrace open platforms. Trust decisions to the wisdom of crowds. Treat your employees like gods. It's ironic, then, that one of the Valley's most successful companies ignored all these tenets. 【Breaking the Rules: Apple Succeeds By Defying 5 Core Valley Principles】
シリコンバレーを代表する会社の一つであるアップルが、オープン・ソース、オープン・プラットフォームなどに代表される「独り占めしない」という「シリコンバレーのお約束」をことごとく破っているというWiredの記事だ。
WebKit関連での動きなどを見ると必ずしもそうではないのだが、iPod+iTunes+iTunes storeというラインでの「囲い込み戦略」はアップルの戦略の要(かなめ)でもあるわけで、当然と言えば当然。それよりも興味深いのが、Mac/iPhoneにおける徹底的な「独自OS戦略」。
特に後発のiPhoneに関しては、NokiaがしているようにJava+Flashあたりで攻めるのが通常の戦略だが、独自のハードウェアに最適化した独自のOSで真っ向から攻めてくるところが、何ともアップルらしいと言うか。
しかし、Mac向けのOS Xまでは静観していた私もなぜかiPhone SDKには妙に熱くなってしまっているところがアップルの戦略にハマってしまったというか何と言うか。まあせっかくの縁だからこうなったらiPhone向けに何か本気で作ってみるのも悪くないな、と。
骨も抜かれていますが、DarwinやBonjour、WebKitは。。。
http://developer.apple.com/opensource/index.html
Posted by: かめぞう | 2008.04.09 at 08:14