理想のパワーナップ・チェアを求めて、その2
大根の花

ついに1ガロン4ドルを突破

 妻に「最近ブログを更新してないじゃないの」と指摘されてしまった。iPhone向けのアプリの開発で「実際に時間がに余裕がない」というのも事実だが、「一生懸命にプログラムを書いていると、それだけで創作意欲が満たされてしまう」というのもたぶんにある。

 もう少しiPhone向けのアプリについて具体的なことが書ければ良いのだが、少なくともWWDCまでは「ステルスモード」を保つもりなので、そうは行かない。

 そこで、とりあえずは「iPhoneで日常的な出来事を撮影して、それをブログのネタにしてひとこと」という「フォトプログ」のスタイルでしのごうかと思う。

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 ということで、今日はその第一弾。乱高下を繰り返しながらも徐々に上昇し、ついに1ガロン4ドルの大台にのせたのに腹を立てて撮影したのがこれ。満タンで57ドル(約6000円)だ。これでも日本よりは安いかも知れないが、数年前までは満タンで十数ドルだったことを考えると何とも。

 ちなみに、今の原油高は需要と供給のバランスが崩れたことにあるが、その中でも大きな役割を果たしているのが(私も含めた)米国の消費者。90年代の原油安と他の先進国よりも大幅に低いガソリン税にあぐらをかいてSUVだのスポーツカーだのを乗り回すライフスタイルにドップリとはまった米国の消費者が、(地方自治体による)公共交通機関への投資よりも渋滞の解消のための道路の拡充を求めた結果、ますます車にたよったライフスタイルが加速されるということが起こったのが90年代の後半から2000年の前半。その勢いで石油を消費し続ける米国に、中国の発展による特需が重なれば、中東不安がなくとも需給のバランスが崩れるのは時間の問題だったのかも知れない。

 あとわずかしか任期の残っていないブッシュ政権は、「どうやってこの原油高をストップするか」という近視眼的な解決策しか探しておらず、「SUV不買運動」だとか「地方自治体は道路への投資を縮小して、その分を公共交通機関への投資にまわすべき」などと言った本質的な議論は一切していないのが大きな問題。まあ、ただでさえ悲惨な状況のデトロイトを抱える米国としては、口が裂けても「SUVをやめてプリウスを」とは言えないのが頭の痛いところ。

 あ、「写真をポストしてひとこと」、と思っていたわりには妙に長くなってしまった。

Comments

Mu

全米1(少なくとも西海岸1)ガソリンの高いシリコンバレーじゃ、とっくの昔に$4越えですよ。うちはUnleadedですけど、それでも$3代で買えるところが少なくなってきてる。

honten

うちはレギュラーで$4超えです。Premiumで$4超えはまだまだ:-)

Dai

地球から考えるとエネルギー消費が減って
環境にはいいという側面があるのではないでしょうか。
物の値段が上がり必然的にエコになりそうです(笑)

ken

久し振りにLAに来て観て4ドル越えを見ました。
どっか近未来にタイムスリップしたのかと思いましたよ。。。高校生の頃1ドル以下のガソリンスタンドがちょこちょこあったのが嘘みたいですね。。。

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