ジャパネットたかたは日本のスティーブ・ジョブズか?
2008.06.19
高田社長は、商品の性能を細かく説明するより、その商品を購入することで、一家にどんな幸せが訪れるかをイメージさせることに心を砕くのが常だ。【【12】ジャパネットたかたの本当のすごさ:NBonline(日経ビジネス オンライン)より引用】
二人に共通するのは、「持つ喜び」「それによってもたらされるライフスタイルの変化」にちゃんと注意を払ってセールストークをすること。見習うべきところはたくさんある。次の本のタイトルは「おもてなしの販売術」にするか。ジャパネットたかたさん、スティーブ・ジョブズとの対談入りで。
Webアプリだと「これを使うとあなたのライフスタイルがこんなふうにすばらしくなりますよ」とアピールしてくるものにはなかなか出会えないですね。
やっぱりリアルな「もの」を使っているのを想像することが感情を喚起するのか、それともまだ売り手の意識が足りないのか。
# ジャパネットたかたさん、スティーブ・ジョブズとの対談++
Posted by: mootoh | 2008.06.19 at 07:06
任天堂も、家族でゲームを楽しむ映像を積極的にCMで流していますね。
"商品そのもの"よりも"使う人の姿"をメインにおいて宣伝するのは、
その商品自体が宣伝するまでもなく独自性が高いか、その宣伝を見る層に
とっては目新しいかのどちらかでないと、差別化という観点からは難しいですね。
Posted by: ababababa | 2008.06.19 at 10:37
これは、
私がPC部門に働いてた時にたてていたコンセプトなのですが、
PC++と言っていました。
おっさんは、機能で買いますが、
女子供とオキャマは、
「だから、その機能で、何ができるの?」と聞きます。
PCをおっさんに売ってた時代に、
女子供と売ろうというコンセプトでしたが。
そういうことなんじゃないですかね。
ちなみに、
PC+は、「そのPCに新しい機能がつきましたが、それは、云々」
PC++は、「そのPCに新しい機能がつき、それにより、こういう使い方で、あなたの生活にこういうメリットが云々」
Posted by: higekuma3 | 2008.06.19 at 12:02
プレゼンの核は似ているのでしょうけど、キャラ的にはタカタさんはトップセールスマン、ジョブスはクリエイティブディレクターという感じではないでしょうか?
対談収録とても楽しみにしています(^ー^)
Posted by: eakas | 2008.06.19 at 13:02
SONYは高田さんを次期社長に迎えるべきということですね。わかります。
Posted by: yama | 2008.06.19 at 20:00
一般的な営業やマーケティングの本に書いてあるけれど、
なかなか実践出来ていないこと、ですね。目新しくはなく。
そのところの想像力(空想力と言ってもいい)がキーでしょうか。
Posted by: anhelo | 2008.06.19 at 21:00
iPhone 3Gのリリース発表を見て、なんかジャパネットみたいだなぁと真剣に思っていたので、同じ事を思われたんだと思いびっくりで思わずコメントしてしまいました。199ドルって発表したときのおーっていう反応って完全に通販番組っぽかったですもんね。
Posted by: kobap | 2008.06.20 at 00:18
きのう私もおんなじことを考えました
Posted by: ひろし | 2008.06.20 at 05:13
TCP/IPのビント・サーフ氏は、シリコンバレーの失敗は『経験を無視した』ことにあると述べています。インターネットが誕生して、約36年の月日が経過しようとしている現在、果たして、われわれは「新しい経験」を感じているでしょうか?!
「経験」とは、もしかすると、言葉で表現できない、かつ、数値で表現することのできない無限のパワーかつ影響力を意味しているのかもしれませんね、きっと。下記より、ビント・サーフ氏の動画アクセス可能です。
*「TCP/IPのビント・サーフ氏、シリコンバレーの失敗は『経験を無視した』ことにある・・・・」:
http://prewire.blogspot.com/2008/04/tcpip.html
Posted by: Maki | 2008.06.21 at 01:58
本が出たら買いますので、是非出してください。
楽しみにしています!
Posted by: アーキナン | 2008.06.22 at 04:31