Big Canvas、Wall Street Journalの記事に取り上げてもらうことに成功!
iPhoneアプリ奮闘記:写真がアップロードされ始めた

App Storeついに開店、そしてBig Canvas PhotoShareも世界にデビュー

 iPhone OS 2.0のリリースに先駆けて、App Storeがついにオープンした。待ちに待ったBig Canvas最初のアプリ、PhotoShareの世界に向けたリリースだ。PhotoShareはその名前の通り「写真共有アプリ」。iPhoneで撮影した写真を友達や家族と共有することにより、「経験の共有」をしようというコミュニケーション・ツールだ。

 PhotoShareの特徴はとにかく使いやすいこと。Flickr、Facebook、MySpace などの既存のSNS向けの専用iPhoneアプリがたくさん出てくることは当然予想できた(そして実際出て来た)。それにも関わらず、PhotoShareを独自のウェブ・サービスとあわせて開発をしたのは、「iPhoneに最適化されたおもてなし」を提供するため。ユーザー登録が不要なところ、すべての通信が非同期で行われること、友達や家族の招待がとても簡単なところなど、私がいままで学んで来たユーザー・インターフェイスやおもてなしに関する知識やノウハウを総動員し、クライアント側だけでなく、ウェブサービスAPIまでも最適化して作った自信作なので、ぜひともお試しいただきたい(iTunesストアのPhotoShareへのリンク)。

 対象ユーザーは、今まで写真を共有しようとすら思わなかったり、パソコンを通してアップロードするのが難しかったり面倒だと感じていた人たち。ブログやFlickrなどの通常のCGMのサービスでは、「作る側」に回る人は高々4%と言われるが、それを30%とか50%に引き上げることがPhotoShareの目標。だからこそ、リアルの世界で既に知っている家族や友人との写真の共有というシナリオを一番重視して作った。ディズニーランドで楽しむ孫の笑顔を離れたところにいるおじいちゃん・おばあちゃんがリアルタイムで楽しむ、そんな使い方をしてもらえるのが一番うれしい。

 ちなみに、今週になって作り始めたPhotoShareのプロモーションビデオもようやく完成したので、Youtubeにアップロードしておいた。ビデオの編集はすべて私。ナレーションは、MBAのクラスメートのAdam、編集ツールはiMovieという手作りのビデオなので、思いっきり素人っぽいのだがそこは大目にみていただきたい。

Comments

tarotarorg

アプリの名前は「Big」じゃなくて「Bog」なんですか?

satoshi

タイポでした。Big Canvasです。自分の会社の名前をちゃんと打てないようじゃ困りますね。

けんご

プロモーションビデオですが、5分越えというのは長すぎると感じました。
ターゲットユーザが堪え得る鑑賞時間は、1分半が上限値だと、個人的には思うのですが…いかがでしょうか。

苦言が先になってしまって申し訳なかったですが、
アプリ自体の aim は秀逸だと思います!
いかにも増井氏らしいなあと(笑)。

PineBird

初めてコメントさせていただきます。

ビデオ拝見しましたが、提供するのはアプリではなくウェブサービスで、アップロードされた写真は、Big Canvasのサーバーにて厳重に管理される、容量制限は何メガである、という説明が一言あればいいかなと思いました。

3G入手次第使わせていただきます。熱くなれるっていいですね!

dotcom

blogと連載をいつも拝見してます。

今回はおめでとうございます!!

益々のご発展を期待してます!!!

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