PhotoShare のオフ会が開催されるそうです
なぜ「iPhoneキラー」がことごとく失敗するのか

黒船iPhoneを通じて日本のケータイ文化を逆に世界に広めることができるか?

 日本のiPhoneユーザーにはとても高い評価をいただいているPhotoShareだが、それもこれも「ケータイで日常的に写真を撮る」「通勤・通学途中には常にケータイで何かしている」という文化・ライフスタイルが既に浸透しているから。そんな文化のない米国のユーザーにちゃんと使ってもらうためには、まずはユーザーにそんなライフスタイルの価値を理解してもらわなければならない。

 そのためのプロセスとしてPR会社数社に提案書を作ってもらっているのだが、そのうちの一社が書いて来た資料にこの問題点が的確に指摘してある。

Americans typically don’t use their camera phones as much as other cultures around the world such as the Japanese. PhotoShare’s value proposition has great potential to change the way U.S. consumers capture and share experiences “in the moment,” but this could be a slow evolution. Ultimately, mass user adoption will be the key driver in helping to change consumers behavior.

 既に存在する市場に自社の商品を売り込むだけなら単なる「広告」で十分だが、消費者の行動を変えてまで新しい市場を作り出すためには、地道な「マーケティング活動」が必要。時間がかかるかも知れないが、潜在需要は絶対にあるので、ここはがまんのしどころ。

 パラダイス鎖国と呼ばれるほどに独自の進化を遂げたケータイ王国日本に、黒船のように現れたiPhone。「これでケータイ市場も米国主導のグローバル・スタンダードの波に飲み込まれるのか」とネガティブに受け取る業界関係者も多いが、その結果がiPhoneを通じた「ケータイ文化」の逆輸出につながり、それが世界中の人のライフスタイルを変えるところまで行けばそれはそれで痛快だと思うのだがいかがだろうか。

Comments

tanigox

はじめまして、30min.の谷郷と申します。
いつもPhotoShareを楽しく使わせて頂いております。
iPhone、Androidの登場により、米国のユーザーのライフスタイルに携帯インターネットが浸透するのも時間の問題だと思いますが、今なら逆タイムマシン経営が成立する分野もあるのではないかと私も思います。

higekuma3

Blackberryが主体であった
mobileが、発展していたビジネスモバイルの世界。

iPhoneの世界は、
日本で高速に先行して発達した
デジカメ文化、
「写メール」文化の延長線上にあるととらえるか
どうか。

若干、複雑かもしれませんね。

Mitchi

今真剣にiphone買うか迷ってます。Photoshareはほんま魅力やねんなぁ!今i-touchを発売日よりずっと使っていて、そのままi-phoneになだれ込もうかどうしようか迷っているときにこのブログに出会って、それ以来毎日読んでます。・・・どないしよ・・・i-phone。。。ずっとドコモユーザーでもう15年ほど使っているから、そろそろソフトバンクでもええんだが、ドコモから出そうなblackberryもアメリカでほとんどの友人が使っていて、魅力です・・・
ここのユーザーは何ゆえi-phoneを決定されたんですかね・・・?

BlueNote

PhotoShareユーザです。楽しく使っていまーす
日本人がやはり使い方うまいですね(ネタを入れてくる)

ところで、フォークソノミー的なタグ管理したいです。トラフィックに消えてしまうのが勿体無い画像がチラホラ
そうすると、よりサービスの全体価値が判断しやすく、使用したいと思うインセンティブが発生すると思います

エッジで動くモデレータが物語を紡いで、ひとつの媒体になった時、マーケティングが可能になるかなと
事例がなければ、保守層の開拓はできないですよね

部分だけ見ても判らない全体を表現するところが課題ですかね。メジャーとマイナーの境目というか

僕は同じような思想な人を知りたいし、そんな視点もあんのかよ?!という人も知りたいなぁ

マインドマップ的なものに昇華できたら世界取れると思いますよー

BlueNote

PhotoShareユーザです。楽しく使っていまーす
日本人がやはり使い方うまいですね(ネタを入れてくる)

ところで、フォークソノミー的なタグ管理したいです。トラフィックに消えてしまうのが勿体無い画像がチラホラ
そうすると、よりサービスの全体価値が判断しやすく、使用したいと思うインセンティブが発生すると思います

エッジで動くモデレータが物語を紡いで、ひとつの媒体になった時、マーケティングが可能になるかなと
事例がなければ、保守層の開拓はできないですよね

部分だけ見ても判らない全体を表現するところが課題ですかね。メジャーとマイナーの境目というか

僕は同じような思想な人を知りたいし、そんな視点もあんのかよ?!という人も知りたいなぁ

マインドマップ的なものに昇華できたら世界取れると思いますよー

higekuma3

コンセプトが、
Simply Store and share at this point in timeならそこどまりです。
web album1.0は、その世界でした。

私が、
2.0アーカイブをめざして、事業を推進してたころは、
「時間」と「場所」を特定して、サーチするという
切り口でやってました。
「それって、いつ儲かるんだよ」という攻撃にあって、
中止になっちゃいましたけどね。

だって、
写真は、
事象の「時間」と「場所」のfixですから、
その軸で、サーチするのが、
一番、てっとり早いし、
一番、論理的だし、
タイムマシンみたいだし、
小田和正みたいでしょ。

「あの時、あの場所〜で、また、出会えるんだね」

eakas

> 「これでケータイ市場も米国主導のグローバル・スタンダードの波に飲み込まれるのか」

米国主導というよりはアップル主導ですよね。

日本では米国主導というと何でもネガティブな捉え方をされている気がします。

higekuma3

というよりですね。


文化の逆輸入とか言うならば、
iPodという、
ウォークマン文化を
推進した
アップルジャパンのマーケ担当のような人が
現在の
アップルジャパンと
ソフトバンクに
存在しているか?

そういうことじゃないですかね。


アップル本社に、
どんだけの
説得力のある話を
打ち上げられるか?


そこに、ポイントがあると確信しています。

concat

>潜在需要は絶対にあるので
絶対なんて滅多に使う言葉ではないですが、PhotoShareには絶対潜在需要がありそうですね。
iPhoneでしかフル機能つかえないから使ってないという人がけっこうな人数いそうなので。

以前のこのblogで中島さんが書かれていましたが、AppleはiPodとiTunesでWindowsユーザにまで使ってもらって、OS自体をMacに移行するユーザを増やしている・・・以下略・・・

そんな感じにやればいいんじゃないんでしょうか?
とりあえずフリッカーみたいにiPhoneを持ってないユーザにも8割ぐらいの機能を公開していろいろ使ってもらってという感じに。

口で言うのは簡単ですよね。それをやってどうなるかはやってみたいと分かりませんからね。

以上、マーケティングもビジネスも分からないただの流しのプログラマの妄言でした(笑)

MT

photoshare、iPhone購入後早速使ってます。
写真のアップがとても手軽に簡単でいい感じ。
これだけ簡単だと、写真をアップしようという気になります。手軽に気軽に。
こうなるとライフスタイルまで変わりそうな気になります。ちょっと友達に見せたい瞬間を共有。そんなスタイルに。

ぶらりん

以前misquoteされていた「SNSの世界進出ーなぜMySpaceとFacebookは日本でだめなのか」のTechCrunch記事にも記されていた(本来の記事の主旨だった)ことですが、実名&顔出しベースでSocial Network、LifeStreaming(LifeLog)することについてはJPよりもUS/EUの方が市場性があると思うのですがね~。YouTubeの自演動画でも同様の印象を得ます。

実際PhotoshareのPublic写真見ていても日本で顔出ししている人は少ないですしね。

にもかかわらず日本のAppStoreランキングではかろうじて68~72位なのにUSではランク圏外。これはどうしたことでしょう!!

河下

はじめまして。いつも楽しく拝読させて頂いております。

ご指摘の通り、iPhoneを通じて日本のケータイ文化、ケータイコミュニケーションを世界に広めることは十分に可能かと思います。
個人的には、PhotoShare+iPhoneは特にシニア層を開拓するに最適ではないかと。
細かい操作は苦手な上に、老眼。それでも、PhotoShare+iPhoneならば孫と写真を通じたコミュニケーションが可能になる。
いつでも、どこでも、笑顔を伝えることが可能になる。
PCを使いこなせないシニアの生活が、PhotoShare+iPhoneの活用でどれだけ豊かなものになるかと思うと、一人でも多くのシニアの方にPhotoShare+iPhoneの活用方法を教えて回りたいくらいです。
彼らの生き甲斐になるのではないかと。

私も、敬老の日に家族にプレゼントする予定です。

こういったサービスを提供してくださったことを感謝すると共に、PhotoShareユーザーがますます増えていくことをお祈りしております。ありがとうございます。

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