週刊文春とITMediaのインタビュー記事の紹介
2008.10.08
先月日本に帰国していた時に二つほどインタビューを受けたのだが、その二つが記事になったのでその紹介。
一つは、週刊文春の「仕事のはなし」という記事(左の写真は、PhotoShareユーザーの方が投稿したものを拝借させていただいたもの)。まだ引退もしていないのに自分の経歴の話をするあまり好きでないのだが、聞き手の人がとても上手だったため、肩の力を抜いて色々と話すことができた。自分で読み直しても思うのだが、Windows95やInternet Exploreの開発に関わることが出来たのも、「常に技術の最前線の面白いプロジェクトに関わっていたい」という思いが人一倍強かったのが一番の理由だと思う。飽きっぽくて新しいもの好きの私にとっては、成熟した市場に向けた製品作りより、「これから」という市場で勝負する方が何倍も楽しい。今、iPhoneのアプリを作っているのも全く同じ理由だ。
もう一つは、ITmediaの「ひとりで作るネットワークサービス:番外編」。ひとりではなくて、増井君と二人で作っているので「番外編」なのだと思うが、このインタビューはまさに現在進行系のPhotoShareに関するものだったので、思いっきり宣伝させていただいた。とても良く書けているインタビュー記事で、ある意味では私の文章よりも会社のビジョンとか、PhotoShareの目指すところとかが良く書かれているので、ぜひとも読んでいただきたい。
ちなみに、この記事の副題が「PhotoShareで世界を変える」となっているが、それほど大それた言ったわけではなく、「画像によるリアルタイムなコミュニケーションを可能にして、人々のライフスタイルを変えるぐらいのインパクトを与えたい」という思いでPhotoShareを作ったという話である。携帯にカメラが搭載されるようになってもう何年にもなるが、それが人々の生活を変えるほどにはまだまだなっていないと思う。その意味では、まだだま進化の余地がある分野。やるべき・やりたいことはまだたくさんある。
インタビュー記事拝読。
通常は週刊新潮派なのですが、立ち読みせずに文春買いました。
でもまだ、touch族で、iPhone羨ましい・・・状態です
Posted by: whaledolphin | 2008.10.10 at 03:13
少なくともPhotoshareとiPhoneで、僕の世界は確実に変わりました。面白く!!
Posted by: MT | 2008.10.10 at 09:11
はじめまして。
カレー屋さんでたまたま読んだ文春に「仕事のはなし」が載っていて、とても面白く思い、すぐにこちらのブログをメモして検索しました。
「常に技術の最前線の面白いプロジェクトに関わっていたい」という思いとても共感できます。私も4月から情報系の企業で働くので、こちらのブログもこまめに拝見させていただきたいです。
Posted by: Sakuran | 2008.10.26 at 04:04