iPadアプリ作成日誌: CloudReaders ベータ版SDK上での審査に合格
2010.03.29
iPad向けのクラウド本棚付きPDF/マンガリーダー「CloudReaders」、27日が〆切のところを余裕を持って21日にSubmitしたのにも関わらず、審査合格の知らせが来たのは今日(29日)の午後になってのこと。狙い通り一発合格だったのはうれしいが、「30日までにGM Seed版SDKでリビルドしてSubmitするように」という指示にはちょっと閉口。
例によってSDKのダウンロード+インストールだけで数時間かかるというのに、36時間以内にテストして再びSubmitしろ、というのはいささか強引。乗りかかった船だから最後までつき合うつもりだが、このあたりの強引さはいかにもAppleらしい。
ちなみに、iPadの成功を強く確信したのは、AppleがiPadにMacBookと同じOS-Xではなく、iPhoneと同じiPhone OSを載せると聞いた時。そのあたりの戦略をぶれずに正しく実行してくるところがAppleの強さだ。相変わらずWindows7しかパソコン・メーカーに提供できないMicrosoftとここで大きく差が開いてしまった。Windows CEに本腰を入れて取り組まなかったつけが今になって来ている。
Appleが社名からComputerの文字を外した2007年から公式に踏み出した「ソフトウェアとおもてなしがやたらと得意な家電メーカー」への転向が、このiPadで第二フェーズに入る。まだまだ「タブレット」という形のデバイスがユーザーに広く受け入れられるかどうかは予想が難しいが、もし受け入れられるとしたらiPadがその主役の座を取ることはほぼ間違いないだろう。
iPad発売まで後5日。
おめでとうございます!
4月下旬を楽しみに待ちます。
iPad、一般ユーザにもかなり受け入れられると思いますよ。
今日掲載されたiPadガイドツアーを観て深く思いました。
Posted by: kasttbs | 2010.03.29 at 23:10
iPadを買うかどうかとても迷っています。全てを一つに完結できそうで魅かれています。
Posted by: T☆K | 2010.03.31 at 00:50
合格おめでとうございます。
iPadも楽しみなのですが、CloudReadersのGUIも楽しみですね~。
iPadが日本で売れるかはよく分かりませんが、iPhoneと同様に、深い可能性を秘めたデバイスだと思います。
時代が少しずつ(俯瞰してみれば劇的に)変わっていくことを実感でき、それが妙に嬉しかったりします。
Posted by: 青井十九 | 2010.04.01 at 05:43