iPadアプリ作成日誌: 口コミ・マーケティングの力
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iPadアプリ作成日誌: CloudReaders 1.04で輝度調整を追加

Brightness

 些細なバグのために、二回ほど審査に落ちたために手間取ってしまったが、CloudReaders 1.04 がようやくiTunesストアに並んだ。今回のバージョンアップはいくつかの細かなバグフィックスと、メモリ効率の向上(かなり大きな画像を含んだCBR/CBZファイルを読み込んでも耐えられるようになった)と、輝度調整だ。

 iPadはAmazonのKindleとは違って、バックライトの液晶。ハード的な輝度調整機能がないので、暗い部屋で電子書籍を読むと、そのバックライトが明るすぎる。そこで追加したのが、ソフトウェアによる輝度調整機能(上の図)。

 仕組みはとても単純。UIを表示するUIViewの上に、画面いっぱいの大きさの真っ黒なUIViewを表示し、それの透明度を20%〜100%の間で変更しているだけだ。

 しかし、アップデートのたびに、iTunesストアでのユーザーによる評価が徐々にだが上がって行くのがとてもうれしい。ユーザーが書いてくれるレビューも好意的だち、ランキングも総合で60〜70位、書籍部門で6〜7位となかなかの健闘をしており(米国のiTunesストアでのランキング)、とても励みになる。

 ちなみに、次の1.05でさらなる「読み心地の向上」を目指す。今のバージョンは、iPadを縦にして見た時に、次のページが少しだけ見えるようにしてあるのだが、これが気になって現在のページに集中できない、という意見が複数のユーザーからよせられたのだ。今の左右にサクサクめくれる読み心地を損なわずに、この要求を満たすにはどうしたら良いかを実験中なので期待していただきたい。

 それに加えて、1.05には試験的な「HTML5を活用した拡張機能」を付け加える予定なので、それにも期待していただきたい。CloudReadersを作りながら「電子書籍の将来像」などを考えているうちに、CloudReadersそのものを色々と実験に使えることに気がついたのだ。

 ちなみに、5月25日に日経エレ主催の「iPad徹底解剖」というセミナーが開かれるのだが、そこで講演をすることになったので、この場を借りて告知させていただく。題名は未定だが、私がiPad向けのアプリの開発を通じて学んだこと感じたことを語りながら、iPadのインパクトだとか、電子出版の将来像に関して語る予定である。




Comments

うし

CloudReader愛用させていただいています。
周辺でもちらほらiPadを購入してくる人が出てきたのですが、mangaファンや大きなPDFを持ち運んでいる人には特におススメしています。

縦画面で次のページが少し見える現在の状況は私としてはCloudReaderの非常に優れた点だと思っていますので、表示ができる能力は残していただけるとありがたいです。

輝度調節も便利に使わせていただいていますが、iBooksの輝度調節機能はハードウェアの光量を調節しているように見えます。これはプライベートAPIを使っているのでしょうか?

1.05での機能拡張にも期待しています。ユーザによる拡張が可能になるかどうかは開発規約上微妙な気もしますが、機能拡張が手軽にできるようになると進化も早まりそうですね。

smori

CloudReadersを試用しています。
iPadでのリーダーとしては、今のところ一番使い易いのではと思います。

使っていて気づいた点がありますので、Ver.UPの参考にしていただければ。

(1)フォルダで分類
iPad 64Gなので、山ほどzipファイルを転送して楽しんでいます。ただ、こうなると何十ものファイルが並んでしまってアクセスし辛いです。フォルダで分類できるようになって欲しいです。
(2)ページの2枚送り
横向きだと2ページ表示されるので、マンガの見開きページがそのまま読めていいのですが、ページ送りが1ページずつなので、次に送ると見開きページの半分+新ページという表示になります。
見開きページからページ送りするときは、一気に2ページ送って欲しいです。
どれが見開きページかをアプリが判断する事はできないので、タッチ位置で1ページ送り、2ページ送りを選べるようにならないでしょうか。

ステゴザウルス

Wi-Fiによる転送機能はUSB端子がいっぱいだったり、iTuneとの同期が面倒なとき、または認証されていないPC/MACからファイルを移動するのに至極便利なのですが、最新verあたりから、zipファイル転送時にファイルが二つ生成されしかも一つは空ファイルになるようです。さらにどちらかを削除するとソフト自体がクラッシュするか、何も表示されない黒画面になりました。pdfファイル単体での転送では問題ないようですが、場合によっては直前に転送したpdfを2重にしてしまうこともあるようです。
ファイルの一覧もおかしくなります。私だけかもしれませんが、Wi-Fi機能は便利なのでぜひご確認いただきたく。よろしくお願いします。

tanakko

はじめまして。
CloudReadersを使わせていただいています。
ありがとうございます。

1つ提案ですが、
横向き状態の見ひらきページでページめくりに関して
指2本で2ページ分(現在表示ページ分)のスクロールができないでしょうか?
指1本でシングルスクロールという使い分けで
どのページが見開きかを設定せずに
こういう動きができたら少しは読みやすくなるかなぁ・・・と思いましたので
書き込みさせていただきました。

Jeff (アモチチ)

I love CloudReaders on iPad!! I can read my .cbr (rar files) comic books without converting to a lossy format. That and ReaddleDocs are amazing!!

働き蟻

こんにちは.はじめまして.
日本版iPad発売と同時にCloudReaders使わせていただいております.
スキャナで読み取ったものは検索等の都合上からPDFの形式で保存しておきたいし,iPadへの転送の度にjpeg+zip化するのは手間がかかりすぎて使い勝手が悪いと思っている私にとって,PDFの表示が比較的軽快にできるCloudReadersはとても助かるツールです(開発の経緯を拝見するとPDF表示にはご苦労なされたようですが).

ただ,現在のバージョンでは,長い文書を読もうとするとひとつ難点があるように気づいたので,ご報告です.
ページ送りの際に,古いページを新しいページが押し出すいわゆるスワイプのギミックは,このアプリの大きな特徴にもなっているとおもいます.iPadでも,プレゼン資料を提示したりするときには,こういった視覚的なギミックは,相手に適度な刺激を与えて関心を引きつける効果があって楽しく有用だと思うのですが,一人で長い文書を黙々と読もうとした場合,ページ境目の黒いライン(たいていの文書は白地なのでこの境目がくっきりと目立ちます)がページをめくる度に画面の端から端まで横切るため,しばらく続けていると,目がチカチカして疲れてきます.特に,数ページ前のところに戻って見返す,などの動作をすると顕著です.
ということで,プレゼンや読書など用途に合わせてスワイプのギミックのon・offを設定ができればなぁ,という要望です.

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