ここで傍観者になったら霞ヶ関の思うつぼである
2011.05.20
先日ここで紹介した「プラットフォームは乗るものではなく、担ぐもの」という文章、コラムを連載しているWEB+DB PRESSの発行元の技術評論社のサイトで全文が公開されたので紹介する。
Software is Beautiful: プラットフォームは乗るものではなく、担ぐもの
ソフトウェアに限った話ではないが、「傍観者にならず当事者意識を持って行動すること」が、色々な意味でとても重要だと思っている私である。
今回の原発災害で多くの人が知るところになった原発政策の甘さ・監督責任の欠如、その問題の根底には「各業界と癒着をし、国民全体の利益よりも業界の利益を優先し、局所最適化だけを繰り返している官僚組織」があり、その上に立つ立場でありながら「大半のエネルギーを票稼ぎと派閥争いに費やし、実際の国家の運営を官僚に任せきりにする形骸化した政治家」たちがいる。
こんな状況を打開するには、国民一人一人が、当事者意識を持って「自分の意見をブログやTwitterではっきりと主張する」、「今の段階で、東電・原発擁護派がどの政治家かを良く覚えておき、次回の投票に反映する」などの積極的な行動をとる必要がある。「自分たちが何かを言っても、誰が政治家になっても何も変わらない」と最初からあきらめてしまったら、彼らの思うつぼである。
諦めて傍観者になった時点で思うつぼというのは、まったくその通りだと思います。
指導されているのか、一人一人が自覚しているのか分かりませんが、現役の政治家が「選挙に来てください」と言っているのを見たことないですしね。
投票率が上がる事によるリスクを避けているんですかね・・・。
Posted by: Onimutu | 2011.05.21 at 21:39