iOSアプリ開発日誌:neu.Notes+ 1.0 虫眼鏡モードとグループ・エレメントについて
2011.06.13
先日リリースした neu.Notes+。ほとんどの機能は特に説明も受けずに使える様にデザインしたつもりだが、複数の機能を組み合わせて自在に使いこなそうとすると、実際に「それぞれの機能が何をしているのか」という一歩踏み込んだ理解が必要になる。
特に「虫眼鏡」を使って2つ以上のエレメント(=描画要素)を描いた場合、それらが自動的にグループ化されることを理解しておくと、かなり高度なことが出来る様になるので、今日は、そのあたりに一歩踏み込んだ、「中級者以上」向けの解説をしてみたいと思う。
まず最初に、「虫眼鏡モード」だが、これは、画面右下の「虫眼鏡アイコン」をタップすると始まる。
この「虫眼鏡モード」は、左図のようにメイン・キャンバスの一部を拡大して、全体を見ながらエレメントを描いて行くことが可能なのだが、実際には、メイン・キャンバスに書き込んでいるわけでなく、このモードを開始した時点で作られたサブ・キャンバスに書き込んでいる。あたかも直接書き込んでいるように見えるのは、メイン・キャンバスの上にサブ・キャンバスの上に重ねて表示しているからである。
「虫眼鏡モード」は、サブ・キャンバスの右上の"X"ボタンをタップすると終了し、その時点で初めて、サブ・キャンバスに書き込んだエレメントがメイン・キャンバスに書き込まれる。ただし、一つ一つのエレメントを個別のエレメントとして追加するのではなく、グループ化して(つまり、グループ・エレメントとして)追加する。
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