neu.Stereoで汚染マップのステレオグラムを作ってみた
「秩序の維持」のために「出る杭」は徹底的に叩く日本

Apple TVが「ホビー」でなくなる日

Appletv何らかのきっかけで、ブログの昔のエントリーへのアクセスが急増することがある。最近増えているのが、2009年の末に書いた「アップルの30年ロードマップ」というエントリーへのアクセス。スティーブ・ジョブズを失ったアップルが、これからどこへ行こうとしているのかに興味を持つ人が増えているのだろうか。

2009年末と言えば、iPadの発表前だが、私の見方は基本的にあの時と変わっていない。iPadはほぼ私の予想通りの形で出て来たし、Amazonとともに出版業界に激震をもたらしている。

あの時点で予想したもののうち、まだ実現していないのは、Apple TVによる放送業界とゲーム業界の革命。

放送革命の方はまだ数年はかかると思う。ComcastやDirectTVと対抗するには、ダウンロード型の視聴ではなく、ストリーミングもしくはマルチキャストでスポーツ番組をリアルタイムで見れるようにする必要があるが、ESPNやFoxを口説き落とすのは簡単ではない。

ちまたには、「Appleがテレビを発売するに違いない」という噂が飛び交っている。テレビのパネルにまで手を出すと40%近い粗利を維持するのは難しくなるので、疑わしい話ではあるが、iPhone/iPad の驚異的な粗利を実現したAppleの部品調達能力を持ってすれば、ひょっとしたら可能かも知れない。考えてみれば、40インチのテレビのために消費者の財布から1000ドル出させるブランド力を持つのはAppleだけではある。数はそれほど出なくても良いから、どうしてもAppleブランドのテレビが欲しい人向けにだけ高級品として売る、という戦略は十分ありうる。

それよりも、もっと現実的なのは、Apple TVをハード・ソフトともに大幅にアップデートして、iTunes ストアからアプリをダウンロードできるようにして、ゲーム端末ビジネスに黒船として参入する可能性。ここ数年は、Nintendo、Sony、Microsoft の3者のみでの争いが続いて来たゲーム端末マーケットだが、AppleがApple TVをゲーム端末に変身させて再デビューさせれば、このバランスが一気に崩れる。

最初に打撃を受けるのはたぶん Nintendo だろうが、SonyやMicrosoftも安心はできない。大半のゲームが10ドル以下で売られるだろうし、無料のゲームもたくさん提供される。iPhone/iPadで腕を磨いた開発者たちが雪崩の様に Apple TV アプリを作り始めるからだ。下手をすると、iPhoneに駆逐されつつあるガラケーメーカーのような目に会う可能性すらある。

タイミングとしては、早ければ今年のクリスマス商戦、そうでなくても2012年の中盤ぐらい、というのが商品サイクル・チップの進化のスピードから考えて一番可能性が高いと私は見ている。クリスマス商戦にあわせてゲームを作って欲しいのであれば、そろそろアプリの開発者に連絡があっても良い頃だ。

Comments

kamimura

個人的には予想通りにゲーム機になる
http://sitekamimura.blogspot.com/2010/09/double-koapple-tv-macin-blog.html
と魅力かもです。(今までほとんどゲームをすることはなかったけどiPhoneで少しゲームにはまってきたりしてるので)
あと、可能性は低い(というかほぼ0?)だと思うけど、Blu-rayドライブを追加
http://sitekamimura.blogspot.com/2010/08/apple-techwave.html
してくれればほぼ買うことになりそうです。
TVのレンタル事業は撤退したりしてるみたいなので少しぐらい可能性あったりしないかな〜

jfricho

AppleがまだAppleファンのホビーにすぎないAppleTVをその他の人達にゲーム
機として新しく売り出すのはアリだと思います。

新型AppleTV(AppleA5+ストレージ8GB)に新型iPod touch(AppleA5+8GB)を
コントローラとしてセット販売すると据置ゲーム機と携帯ゲーム機を同時に手に
入れることができiCloudでセーブデータを共有出来れば家の中でも外でも遊ぶ事
が出来るそれもPlayStationのトランスファリングのようにソフトを別々に購入
することなくそれができるのは今までのゲームとの差別化になると思います。
またそれが現行のAppleTV(8,800円)とiPod touch(16,800円)を合わせた金額の
25,600円かそれ以下の価格ならインパクトあります。

ando

昔、PC(無論ウィンドウズ)ゲームで腕を磨いた開発者とMSの資金力を持ってすればゲーム業界は簡単に降伏すると言われてましたけどね

ライトユーザーはゲームの為に高価なテレビを(アップルのブランドがあるとは言え)安いテレビと比較して買うのでしょうか?
そもそも携帯電話のように頻繁に買い替える訳でもないし

ヘビーユーザーは未だにCPUだグラフィックだに拘ってますから、A5程度のプロセッサでは性能が低いと相手にしないでしょう(数年前のゲーム機よりゲーム向けプロセッサの性能としては低く、消費電力に厳しい携帯機器としてはともかく、テレビにつなぐ家庭用ゲーム機やゲーミングPCとしては厳しい)し、かといってヘビーゲーマー向けの性能を実現させるプロセッサを搭載すると、アップルのデザイン性を損ねるようなマシンになりかねません
(最新プロセスで作らせた高性能プロセッサ+MacminiサイズでHDDではなくフラッシュメモリを搭載した機器なら可能かも?)

アップルが排除しがちな暴力(欧米)や性的(日本)コンテンツを好む傾向があります(macでもその手の層に人気のゲームが発売されてますが)

否定的意見ばかり書いてしまいましたが、これらはあくまでも「既存ゲーム機と競争するならば」の意見であって、アップルがほかの分野でしたように市場を新しく作りだすなら可能性は高いと思います

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