原発どころか火力発電所まで不要にする夢のエネルギー、E-Cat
2011.10.18
ForbesのHello Cheap Energy, Hello Brave New Worldという記事によると、今月の28日についに夢の発電システム E-Cat の1メガワットの発電施設のデモがイタリアのボローニャで公開されるらしい。
発明者は Andrea Rossi。2008年に出願された特許によるとニッケルと水素を核融合させて銅に変換する際に生じるエネルギーを使う「低温核融合(Cold Fusion)」らしい(Rossi自身は、Low-Energy Nuclear Reactionと読んでいる)。
これまでも何度か招待制で小規模な発電のデモをしているが、出席者の中にも「これはエセ科学にすぎない」と決めつける人もいるぐらいで、多くの人たちが懐疑的な目で見ている。
確かにWikipediaの記事を読むとエセ科学にしか見えないのだが、それでもForbesが取り上げるのは、「人類はいつかは驚異的に安くて安全なエネルギー源を見つけるに違いない」という期待があるからだろう。
ということで、私自身も懐疑心を抱いていることを隠す事ができない E-Cat だが、万が一本物だった場合は、脱原発どころか火力発電所までもが不要になるという夢のエネルギー源。あまり期待せずに28日を待ちたいと思う。

夢のエネルギー繋がりで、以前見つけたものを思い出したのでもし興味、参考になれば嬉しいです。
http://sitekamimura.blogspot.com/2011/03/2011-03-28.html (6)
詳しいことは調べてないですが、MITとタタ・グループが関わっているので科学的にも正しいのかな〜と個人的に感じてます。
http://sitekamimura.blogspot.com/2011/04/2011-04-03.html (12, 26)
Posted by: kamimura | 2011.10.18 at 21:01
「核融合」の原理を利用する以上、放射能物質を発生さえる可能性が高いのではありませんか?
「新エネルギーによる発電だ。バンジャ~イ」と飛びつくのは勝手ですが、何のために原発に反対したのかと云う原点を忘れていませんか?
こんな有り様では、『反原発ブームとは、所詮「全共闘左翼が自己陶酔する為の"革命ごっこ”」に過ぎなかった』としか思えませんね。
Posted by: Janus | 2011.10.18 at 22:43
核融合発電というのは、りっぱな「原子力発電」だと思うのですが(^!^;)。
Posted by: yumeno_tocyu | 2011.10.19 at 00:15
Janusさん
「新エネルギーによる発電だ。バンジャ~イ」と飛びつくのは勝手ですが」や、『反原発ブームとは、所詮「全共闘左翼が自己陶酔する為の"革命ごっこ”」に過ぎなかった』とのことですが、批判は必要な事だと思うのですが、もう少し綺麗な批判をする事はできないのでしょうか?
馬鹿にしたような感じを表現し、破壊のみで自身による創造的な意見は述べないことはネット世界で多く見られますが、その都度残念に思います。
Posted by: 大田雅俊 | 2011.10.19 at 00:34
反応を維持することが容易=反応を止めることが難しい
反応を維持することが難しい=反応を止めることが容易
と考えれば、核分裂と核融合は対極の存在。
でも科学的ブレイクスルーが起きて核融合が欠点を解消した時
結局前者のような存在に近づかないかな。
どこにでもある素材のみで実現可能で
特別な技術なしで発電を開始できて
何もしなくても半永久的に発電が継続する
そんな理想の発電方法こそが最も脅威になりうる発電方法なんですよね。
そういう意味では、太陽という避けることのできない既知のリスクを利用した太陽光発電は賢い。
Posted by: gabill | 2011.10.19 at 04:03
「2008年に出願された特許によると」より、「2008年に出願された特許出願による」が正確かと。2008年に、PCT出願はされたようですが、2008年に特許になったわけでありません。
Wikipediaによれば、2011年にイタリアで特許にはなったようですが、米と欧州はまだ権利化されていないようですねえ。米国の公開公報を見れば中身がわかるかな?
Posted by: yamatoji | 2011.10.19 at 08:22
天然に産出するニッケルのうちの68%を占めるニッケル58が水素内の陽子を吸収すると、銅59に変化します。
銅59は半減期82秒でベータ崩壊し、陽電子のベータ線を出し、ニッケル59に変化します。
ニッケル59は半減期76000年でベータ崩壊し、陽電子のベータ線を出し、コバルト59に変化します。
コバルト59は安定な元素で、放射線を出すことはありません。
天然に産出するニッケルのうちの26%を占めるニッケル60が水素内の陽子を吸収すると、銅61に変化します。
銅61は半減期3時間20分でベータ崩壊し、陽電子のベータ線を出し、ニッケル61に変化します。
ニッケル61は安定な元素で、放射線を出すことはありません。
ブログ筆者さんが、安全な原子力発電を推進しようというお考えなのか、原子核反応がかかわる発電方法全般を廃絶しようというお考えなのか、は存じません。
ですが、この実験がうまくいって、新しい知見が得られることを祈ります。
Posted by: つかつかつーかー | 2011.10.22 at 03:27
β+崩壊で陽電子が放出されると、その場で対消滅を起こして511keVのγ線が出てくるのですぐに分かるはずなのですが、残念ながらこのE-Catとやらではγ線が検出されておらず、できるはずの無い鉄ができていたりと、もうなんか無茶苦茶です。
28日のデモでここらへんに触れて新たな知見が得られればよいのですが、
あまり期待しないほうがいいかと・・・。
Posted by: cyc | 2011.10.22 at 06:52
今日現在、www.e-cat.com に行こうとすると、www.google.com/green/ に飛ばされるんですよねぇ、、
Posted by: Yoc | 2011.10.26 at 11:11