携帯型ゲーム市場の大幅シフトと据え置き型ゲーム市場の未来と
2011.11.16
近いうちにApple がApple TV で据え置きゲーム市場に殴り込みをかける、という予想を以前このブログに書いたが(参照)、その前哨戦でもある携帯型ゲーム市場に関するレポートがPocket Gamer に書かれていたので紹介する。
「Rise of iOS and Android halves Nintendo DS game revenue in US in 2 years」という記事だが、驚異的なのはゲーム・ソフトウェア市場がわずか3年の間にこれほどまでに大きくシフトしてしまったこと(左の表)。
ゲームの乱造でアタリと同じ道を歩むに違いないと批判する人もいたiOSとAndroid向けのゲームの市場だが、ついに、Sony PSPとNintendo DSを合わせたゲーム市場よりも大きくなってしまったのである。
この記事によると、2009年から今年に向けて、前者の市場は、$500 million, $800 million、$1.9 billion(ただし2011年は予想)と増えているのに対し、後者は、$2.2 billion, $1.6 billion、$1.4 billion と減る一方だ。
一見劣る商品が、その手軽さ・安さ故に、顧客の要望を超えて進化してしまった既存の商品をいつの間にか抜きさるという、典型的な「イノベーションのジレンマ」の道をたどったわけだが、据え置きゲーム市場においても「Apple TVのCPU/GPUなんて、最新のゲーム機のそれと比べたらはるかに非力」などと安心していると、同じようなことが起こりかねないので注意が必要だ。
UIに全ては凝縮されるというのも一つの事実だと思いますが・・・
アートと科学を融合されるというのはロジック一辺倒にはいきませんから、、、
どうしても何か他のもので補完することになります。
しかし、それでもなるべく理論的な裏付けは欲しくなるものです。
ジョブズいない今、その部分を補える何かを持っていないとしたら、
どちらにしろホンモノではないだろうと思います。
ポールっ、なんとかしろっ!!
Posted by: ヒロシマのシロクマ | 2011.11.16 at 22:28