アップル・ストアにサンタが行列?!
2011.11.21
ニールセンの調べによると、米国の子供たち(6〜12才)がクリスマス・プレゼントに欲しいコンシューマー・エレクトロニクスのNo.1がiPadだそうだ(参照)。
前にもここに書いたが、米国では教育現場でのiPadの活用が今年に入って急激に増えている。このままの勢いだと、学生がiPadだけを片手に学校に通うという世界が実現するのも近い。
ちなみに、無料で配布している neu.Annotate には、たくさんのフィードバックをいただいているが、その半数近くが教育現場の人たちからのもの。
教師自身だけでなく、教育の一環として生徒に使わせているので、それだけ真剣だ。独自で「neu.Annotateの使い方」という生徒向けのマニュアルを作る学校まで現れ、開発者の私としては喜ばしいばかりだ。
Appleを担ぐエンジニアにとって、Appleの快進撃は喜ばしいことだとは思うのですが、その一方で、もし教育現場やエンタープライズにiPadが必須になるような状況がきたとき、これまでの娯楽デバイスという領域を超えて、社会的責任とそれにともなう雑音やしがらみと向き合わなければならなくなります。株価だけをとってみても、すでにAppleは超巨大企業であり、カリスマ経営者亡き今、IBMやMicrosoftと同じ道を歩まぬ理由がみあたらないところが心配です。
Posted by: K | 2011.11.23 at 00:19
心配事はいろいろあるかもしれませんが。
とにかく、夢のある話ですね。私もiPadを買って、ずいぶん経過しましたが、海外では日本と異なり、どんどん進んでいるのですね。
Appleが目指した本来の使い方に近づいているように思えます。タブレットの今後が楽しみです。
私の希望は、タブレットでプログラミングができればいいのに、というものです。今はまだこうした環境が立ち上がっていないので、どこでもプログラミングというわけにはいかないのが、残念です。
Posted by: 西井勝巳 | 2011.11.23 at 06:56