ソシアル・マーケティングに必須なのは「売り手・作り手」の顔
2011.12.05
ここのところ、ソシアル・マーケティングの話題を良く見かけるが、結局のところは、「顧客やファンと、可能なかぎり密なコミュニケーションを取って満足度を高める」という「昔ながらの客商売」の大原則を守って商売をしましょう、という話につきる。
消費者を視聴率などの数字だけで非人間的に扱って来たテレビ広告やバナー広告と違い、ソシアル・マーケティングに必須なのは「売り手・作り手の顔」。電通がしかけたセカンド・ライフを使ったマーケティングが思いっきりこけた原因は、まさにその部分の認識の欠如にある。いくらお金をかけてバーチャル・空間に「展示場」や「バーチャル・ショップ」を作ったところで、そこで作り手や売り手とのコミュニケーションが発生しないのであれば、ソシアル・マーケティングの意味がないのである。
そこでは、電通の得意なマス・マーケティング手法だけでなく、Googleの得意な「ユーザーが見たくなる広告の配信」手法も役に立たない。ブログやFacebookなども単なるツールに過ぎない。そいういったツールを最大限に活用し、きちんと顧客と向き合い、顧客のニーズを聞き出し、それを商品作りに反映する、という地味で手間のかかる作業が必要なのだ。
そこで、今回はこのブログとメルマガを利用して、iPhone/iPad向けに配布している neu.Annotate(無料)/ neu.Annotate+ (250円)へのフィードバックを募集してみたいと思う。
具体的には、
- どんな用途に使っているか、どのくらいの頻度で使っているか。それとも使っていないのか。
- 競合するアプリを使っているとしたら、それはなぜか
- 不便なところ、使いにくいところ、使い方が分からない部分など
- 何が neu.Annotate+ の購入に踏み切らせたか、もしくは、何が不足で踏み切らないのか
- 欲しい機能(突飛なものも大歓迎)
- 具体的な使い方(特に、他のアプリとの組み合わせを含めたワークフロー)
- バグや不具合、気に入らない部分
などである(ちなみに、レスポンスに関しては、大幅に改良したので、ぜひとも最新版をお試しいただきたい)。
目的はもちろん、neu.Annotate/neu.Annotate+ をより使いやすく、より価値のあるものにして、一人でも多くの方に使っていただくことにある。neuシリーズにはすでに100万人以上のユーザーがいるが、iPhone/iPadの出荷数を考えれば1000万人も十分到達可能な数字だと考えている。
フィードバックは、メルマガへの返事、もしくは、このブログ・エントリーのコメントの形で答えていただきたいが、特に私のメルマガに返信する形で答えていただいた方には、お礼として neu.Stereo(450円) のプロモ・コードを差し上げたいと思う(先着25名)。ぜひともよろしくお願いする。
Comments