neu.Notes+ でミーティングや授業のメモを取る時や、細かな文字や絵を描きたい時に便利なのが、「虫眼鏡モード」だ。
ミーティングのメモを取る場合を例にあげて説明する。まずは、適当な大きさでノートを作る。キャンバスの大きさは途中からも変更できるが、最初から「A4の紙にプリントしたい」などが分かっている場合は指定した方が便利だ。
次に、メモを取る時のガイドラインになる罫線を表示する。罫線は必須ではないが、罫線があった方が行間を揃えることが簡単になる。

ここで、右下の虫眼鏡アイコンをタップすると虫眼鏡モードに入る。

画面下部に表示されたエリア(サブ・キャンバス)に指やスタイラスで描くと、描いたものがメインのキャンバスに指定した大きさでリアルタイムに表示されて行く。

このとき、右側にブルーのマーカーが表示されるが、これは「ここより右に何か描くと自動的にスクロールしますよ」という意味である。次に「メ」の時を書くと、自動的に右にスクロールする。

右側のボタンを使って、手動でスクロールさせることも可能だ。
きりの良いところで、クローズボタンをタップすると虫眼鏡モードから抜ける。

ここまでならば、他のノートアプリでも可能だが、neu.Notes+ の場合、虫眼鏡モードで描いたものは、1つのグループ・エレメントにまとめられるため、選択モードにして移動したり、コピーしたりすることが可能だ。

グループ・エレメントの中身を変更したい場合は、ダブルタップしてグループ・エディター・モードに入る。

このモードにすれば、グループ内の一部のエレメントの色を変更するなどが可能になる。

グループ・エディター・モードの中で、さらに虫眼鏡モードを使う事も可能だ。

この場合、グループ・エレメントの「入れ子」になるので注意が必要だ。よほどの事情がないかぎりは、グループ内のグループは解除しておいた方が便利だろう。
罫線にあわせて書きたい場合は、虫眼鏡モードにしてから、サブキャンバスをマルチタッチで操作して適切な拡大率に設定してから書く。

右端まで書いたり、リターンアイコンをタップすると次の行に移動するが、この時の移動幅は罫線の高さで決まる。

虫眼鏡モードとグループ・エレメントを活用すると、かなり自由度の高いことができるので、色々と試していただきたい。