Amazon Kindle と iPad は競合しない
2012.02.10
やはり某出版社からの情報は正しかったようで、Amazon Kindle の日本での発売は4月と決まったそうである(参照)。日経なので、正式なアナウンスメントではなく、単なるリークの可能性もあるが、信頼性は私のブログよりは高いだろう(笑)。
記事には「価格を1万数千円に抑え、NTTドコモから回線を調達し」と3G モデルのことが書いてあるが、私のオススメは、一番安い WiFi モデル(左の写真)。
Kindle の利点はとにかく軽くて、小さくて、電池の持ちが良い事。その意味では、滅多に必要にはならない 3G や、屋外で使えないカラー液晶よりは、この一番シンプルなモデルが最高だ。
満員電車の中で立ったまま人の邪魔にならず読め、かつ、公園のベンチで日向ぼっこをしながら読めなければ、読者好きの要望には答えられない。
今回も日本への出張でも、飛行機、地下鉄、新幹線、スタバ、公園、風呂場で大活躍だった Amazon Kindle。出張中に Steve Jobs の伝記を読み終え、今はスタバの社長の Haward Schultz の 「Onword」を読んでいる。一週間の間、充電しなくても全く問題がなかった。
ちまたでは、iPad との競合が騒がれているが、両方持っている私から見れば、「目的の大きく違うデバイス」であり、両方持っていても損はない。
ただし、間違っても Kindle Fire には手を出さない方が良いと私は思う。Kindle Fire は iPad と中途半端な競合をするだけ始末が悪い。本をひたすら読みたいなら e-Ink 版の Kindle、マルチメディア・コンテンツやアプリを楽しむなら iPad。それが私がたどり着いた答えだ。