原子力安全委員会、ようやく本来の仕事に目覚めてくれたのか!?
今週の週刊 Life is Beautiful : 3月20日号

Google+ の敗北こそが「部屋の中の象」

GplusJames Whittaker が書いた「Why I left Google」が話題になっているが、これを読んで思い出したのは私が90年代の終わりに Microsoft を辞めることを決断した時期のこと。

時代が「デスクトップの時代」から「ネットの時代」に移ろうとしている時に強く感じたことは、Microsoft という巨大な船がインターネットという氷山にゆっくりと衝突して行くイメージ。James もこれと同じようなものを見たのだろう。

2012年の現在、Googleの飯のタネである、ページの内容にマッチした広告を表示する「クローラー型広告ビジネス」が、ソシアル・ネットワーク内部のコンテキスト情報を使ってより読者のニーズにマッチした広告を表示する「ソシアル広告ビジネス」に取って代わられようとしていることは火を見るよりも明らか(この件に関しては、今週号のメルマガ「週刊 Life is Beautiful」に特設コーナーをもうけて解説しているので、興味のある方はどうぞ)。

だからこそ Google は、Buzz、Wave、Google+ と必死に Facebook や Twitter に代わるものを作ろうとしているのになかなかうまく行かない。特に肝いりではじめた Google+ の敗北は決定的かつ致命的で、James が "Elephant in the room" と表現する「(Google 内の)誰もがすなおには認めたがらない大問題」とはまさにこれだ。

 

Comments

Verify your Comment

Previewing your Comment

This is only a preview. Your comment has not yet been posted.

Working...
Your comment could not be posted. Error type:
Your comment has been posted. Post another comment

The letters and numbers you entered did not match the image. Please try again.

As a final step before posting your comment, enter the letters and numbers you see in the image below. This prevents automated programs from posting comments.

Having trouble reading this image? View an alternate.

Working...

Post a comment

Your Information

(Name is required. Email address will not be displayed with the comment.)