福島第一4号機プールのリスクに関する海外メディアの報道
2012.04.19
下にビデオを貼付けてあるが、簡単に要約すると、
- 4号機のプールは補強されているとは言え、地震で崩壊する可能性は十分にある
- 水がなくなった使用済み核燃料は自らの熱で発火し、チェルノブイリの10倍のセシウムを環境中にばらまく
- すると、発電所の作業員は全員退去せざるをえなくなる
- その結果、他のプールの使用済み核燃料も冷やすことが出来なくなり、結果的にチェルノブイリの85倍のセシウムが放出される
- こうなると放射能汚染は日本だけにとどまらず、グローバルなスケールでの人類の経験したことのない被害をもたらす
米国政府が、「東電などに任せず、一日でも早く燃料をプールから取り出してほしい」と日本政府に要求しているのは、まさにこれが理由である(参照)。
4号機の使用済み核燃料プールが崩壊してメルトダウンしてしまったら,まさに「日本終了」になります.原発というのは国防上,極めてリスクの高い施設だということが政府はまだ分からないのでしょうか.北朝鮮よりももっと危険なものを50基も,狭くて地震の多い国土に抱え込んでしまっている.日本人は平和ボケとよく言われますが,原発は絶対壊れないという安全神話はまさに平和ボケから来たのだと思います.あまりにも危機意識が低いと言わざるを得ません.原子力の平和利用の名の下で原子力開発が行われてきましたが,国家存亡に関わる危険性の方は完全に無視してしまったのが安全神話ということですね.
Posted by: おさるさん | 2012.05.02 at 23:34