これで引退が遠のいたか、スティーブ・バルマー
2012.11.22
エンジニアtypeに「優れたエンジニアの幸せとは? Windows 8開発統括「突然の退任劇」を、個人のキャリアとして見てみると…【連載:中島聡⑤】」というタイトルでインタビュー記事が掲載されたので報告させていただく。
シノフスキーの引退のニュースを聞いた時に最初に思ったことは「これでまたまたバルマーが辞めにくくなった」だ。日本ではあまりないことだが、米国の場合、成功した人が40〜50ぐらいで引退してしまうことは良くある話。その意味では、 シノフスキーもバルマーも、ちょっと長くマイクロソフトで働き過ぎていて新しいリーダーが育っていないのが少し心配だ。
結局二人とも、Windows95/Office95 の成功体験が体に染み付いてしまっているわけで、その時代の人達がリーダーシップをいつまでも握っているから Microsoft は生まれ変われない、という見方もある。
いずれにせよ、バルマーの後継者であったはずのシノフスキー辞めたということは、バルマーがすぐに引退すると誰をCEOにするかで混乱が生じるということ。
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