各種ブラウザーで Java (applet) を無効にする方法
2013.01.12
こちら(米国)では、見つかった Java のセキュリティホール(+それを利用した実際のアタック)が大問題になり、米国政府が「ただちに Java を無効にするように」と声明を出し(参照)、全国ニュースでも大きく取り上げられている。
実質的な危険があるのは Java applet なのだが、Java と Java applet の違いの分からない報道機関は、大々的に「Java が危険」と報道しており、Sun Microsystems を買収して Java を入手した Oracle にとっては大きなブランドイメージの損失だ。Oracle は火曜日には56カ所のセキュリティホールを塞いだパッチを提供するそうだが、そんなパッチでは、今回作られてしまった「Java は危ない」というイメージは拭えない。
どのみち、Java applet にはほとんど価値がないので、これを機会に無効にする人も多いようだ(私もその1人)。Java applet だけでなく、Java を完全にシステムからアンインストールしてしまう人もいるようだが、そこまで神経質になる必要はないだろう。
以下に各種ブラウザーでJava applet を無効にする方法を紹介するので、すぐに対応することを私からも強くお勧めする。可能であれば、コンピュータにあまり詳しくない家族や友人のブラウザーの Java ppplet も無効にしてあげると良いと思う。
Chrome の場合
アドレスバーに chrome://plugins と入力し、Javaというタイトルのプラグインを無効にする。
Safari の場合
メニューから Safari->Preference... として Preference Window を開き、Security タブを選んでから "Enable Java" というチェックボックスのチェックを外す。
Firefox の場合
メニューから Tools -> Add-ons と選び、表示された Add-ons Manager でレゴのアイコンの表示されたタブを選び、Java Applet Plug-in をDisableする。
Opera の場合
アドレスバーに opera:plugins と入力し、Java Applet Plug-in という項目を Disable する。
Internet Explorer の場合
メニューから Tools->Manage Add-ons を選び、表示された Manage Add-ons ウィンドウで、(Show: の下のドロップダウンから)"All add-ons" を選んですべての Add-ons を表示するようにした後、右の Add-on のリストから Oracle America, Inc. の提供するJava 関連の Add-on を全て Disable にする。
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