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今週の週刊 Life is Beautiful:1月22日号

neu.Node リリースのお知らせ

去年の暮れから準備を進めて来た neu.Node だが、ようやく今日、オープンソース・プロジェクトとして github に公開することができたので報告する。

 https://github.com/snakajima/neunode

詳しくは README.md ファイルに書いたが、neu.Node は iOS 上で Node.js の API を使って作った マイクロ・サーバーを走らせる仕組みである。iTunes ストアで配布する iOS アプリに組み込んでも良いし、自分や仲間だけで楽しむ「手作りアプリ」に組み込んでいただいても良い。ライセンスは MIT で、ライセンス料フリーで、非営利・商用、無料・有料の区別なく使える。

neu.Node が目指すのは、新しい形の分散コンピューティングである。「モバイル・デバイスはクライアント、サーバーはウェブ・サービス」という垣根をとっぱらい、全てのモバイル・デバイスをネットワーク上のアクティブなノードとして活用すれば、今までと違う形のアプリケーションやサービスが可能になると考えている。

応用範囲は色々と考えられるが、とりあえず思いつくのは次のようなもの。

  • サーバー不要のローカル・ネットワーク・ゲーム
  • WiFi 上で動くローカルなソシアル・ネットワーク・アプリケーション
  • P2P スタイルのファイル共有、共同編集、コラボレーション
  • リアルタイムなメディアの転送(セキュリティ・カメラ、リモート Jukebox など)
  • Proxy サーバー内蔵の HTML5 アプリケーション

私自身も実際にいくつかの neu.Node アプリケーションの開発を並行して進めているので、それらに関しても順次、このブログやメルマガでアナウンスして行く予定だ。

Comments

716

こんにちは、こちらに書き込むのは2回目だったような気がします。

10年近くP2Pサービスに関わっていた/あるいはすぐ傍にいた関係で、
中島さんの企図しているサービスやその意義については即座にイメージ
出来るのですが、(漫画ビューアを第一号に選ばれた理由も良く分かります)
「Node/WebsocketサーバをiPhone上で動かす」事によって
P2Pサービスを実現/支援するというやり方は、意外でした。:)

PCではWebRTCで実現出来るサービスも、対iOSはサーバモデルだよなぁ
などと思っていましたが、このプロジェクトを前提にすると、WebRTCと
Nodeを等価に扱う抽象化方法を考える必要が出て来たという印象です。

私は、HTML/CSS3とJSを使った開発にフォーカスしており自分自身で
iOSプログラムを書いた事が無く、若干不慣れですが、応用例2号を狙い
今後もアップデートなどフォローさせて頂きます。

- ti

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