北朝鮮がマイクロソフトに宣戦布告!?
2013.04.11
ニューヨーカーによれば、北朝鮮のミサイルの発射が遅れたのは、Windows 8 に問題があるからだそうだ(参照)。この記事によれば、北朝鮮はこれまで(1995年にリリースされた) Windows 95 を使って来たが、最近になってようやく最新の Windows 8 に移行し、それがトラブルの原因だそうだ。
Windows95 であれば、スタートボタンからメニューを使って簡単に「ミサイル発射アプリ」を立ち上げることが出来たが、スタートボタンのない Windows 8 だと、オペレーターがミサイル発射アプリを見つけられなかったとでも言うのだろうか。
さらにこの記事では、この Windows 8 を開発した Microsoft に対して、北朝鮮が宣戦布告を考慮していると書いている。シアトルは一応、北朝鮮の長距離弾道ミサイルが届く範囲ではあるが、この話を本気にしている人は私の回りには1人もいない。
エイプリルフールでもないのに、こんな記事が出ること事態が異常事態だ。
ちなみに、こちらのメディアでは連日、北朝鮮がトップニュースで、日本よりも遥かに緊張感をあおる報道がされている。イラクやアフガンへの侵攻の直前にも同じような報道が繰り替えされていたことを考えれば、「いざとなった時に攻め込む」ことを正当化するための世論操作だと見ることも出来る。
さすがに(米国からの)先制攻撃は出来ないが、「北朝鮮のミサイル発射を攻撃と見なして撃ち落として一気に攻め入る」「北朝鮮内部にクーデターを起こさせて親米政権を打ち立てる」などのシミュレーションは当然して準備を進めているわけで、一触即発な状態であることには変わりない。
米国政府によると、一番の懸念は、北朝鮮国内が混乱に陥った時に、軍部の一部がテロ組織となって核兵器を手に入れてしまうことだそうだが、そのためには一気に攻め入って核施設を空から破壊する作戦が重要になる。その場合、プルトニウム製造のために稼働中の原発はメルトダウンを起こして大量の放射性物質を大気中にまき散らす心配はないのかが私にはとても気になって仕方がない。
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