プレゼンテーション・ツールとしての Blender
2013.09.12
メルマガの読者はご存知だが、私は今年の「夏の課題」として3Dモデリング・ツール Blender の習得を選んだ。3Dモデリング・ツールの習得には以前から興味があったが、はっきりとしたニーズがない上に最初の敷居が高いためになかなか手を付けられなかった。
今回、学ぶべきと判断した理由は3Dプリンタの普及である。詳しくはエンジニアtypeの「20年後もソフトウエアエンジニアとして『真ん中』にいたいから、今、3Dモデリングを学ぶ」に書いたが、これから10年、20年先を考えた時に、人々のライフスタイルに最も大きな影響を与えそうなのが、3Dプリンタだと直感しているからだ。
それであれば、今のうちから3Dモデリング・ツールを習得し、まずは身の回りの簡単なものから3Dプリンタで作りながら、その大きな変化に黎明期から関わっていたいと感じているのだ。
ちなみに、実際に Blender が使えるようになって気がついたのは、プレゼンテーション・ツールとしての価値の高さだ。以前であれば、Photoshop や Illustrator で擬似的な3Dスケッチしか書けなかったものが、Blender を使うことによって、はるかに現実感の高い3Dスケッチを描くことが可能になったのだ。
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